出版社内容情報
名著「C言語によるPICプログラミング大全」がさらに使いやすくなりました。
PICのプログラム開発のためには、統合開発環境である「MPLAB X IDE」が便利です。さらに、ここに組み込めるプラグイン「MCC(MPLAB Code Configurator)」を使えば、GUI操作でレジスタを設定したC言語のソースコードを作成してくれるので、いちいちレジスタの設定を調べる必要はありません。ただ、便利なツールなのに、あまりにも多機能すぎて、初心者はどこになにがあるのか、どう操作すればよいのかがわかりにくいというデメリットもあります。本書では、これらの使い方を詳しく解説します。
なお、初心者にとって、学習用ハードウェアの製作は少しハードルが高かったのですが、本書では既製品を活用することで、お手軽にPICマイコンの各種機能を試せるようにしました。
電子工作をマイコンボードで始めたけれど、そろそろ、PICマイコンが気になってきたなという方、また、これまではデータシートにくびっぴきでレジスタ設定コードを書いていたという方、最新のPICの新しい機能を試してみたい方にも、必ず役に立つ1冊です。
内容説明
PICマイコンの設定はMCCで自動生成。開発環境MPLAB X IDEを使い倒す!
目次
第1部 PICマイコンと開発環境の概要(マイコンとプログラミング;PICマイコンの概要;ハードウェア開発環境の概要 ほか)
第2部 MPLAB XCコンパイラの詳細(XCコンパイラの動作;XCコンパイラの仕様;割り込み処理関数)
第3部 MCCと内蔵モジュールの使い方(MCCの概要;システム関連の設定;LEDやスイッチを使いたい ほか)
著者等紹介
後閑哲也[ゴカンテツヤ]
1947年愛知県名古屋市で生まれる。2003年有限会社マイクロチップ・デザインラボ設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。