出版社内容情報
道路や橋梁、トンネル、水道など人々が生活するために必要なインフラ整備を担う土木工事には、明石海峡大橋や黒部ダムなど、ランドマーク・観光名所として親しまれている構造物も数多く見られます。本書では、土木工事の施工管理業務を軸として、構造力学、水理学、土質力学という土木工学の三大基礎を中心に、測量士試験に必要な測量学、1・2級土木施工管理技術検定試験に必要な施工学、土木構造物の設計や計画などのほか、トンネルやダム、橋梁、河川などの土木工事からコンクリート診断まで幅広く解説します。
目次
第1章 土木工事とは
第2章 土木力学の基礎
第3章 構造力学の基礎
第4章 コンクリート工学の基礎
第5章 水理学の基礎
第6章 土質力学の基礎
第7章 施工準備
第8章 土木施工
第9章 施工管理
第10章 土木法規
著者等紹介
佐藤拓真[サトウタクマ]
私立の理系大学の土木工学科卒業後、準大手ゼネコンに就職。橋梁下部工、橋梁上部工、トンネル工事を経験。1級土木施工管理技士の資格取得。災害復興に伴う国道の工事で橋梁下部工事に従事する。2020年11月からブログ『つちとき』の執筆開始。「元ゼネコンマンによる土木工学と建設業の魅力を発信するブログ」として運営中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。