運用改善の教科書―クラウド時代にも困らない、変化に迅速に対応するためのシステム運用ノウハウ

近藤 誠司【著】

技術評論社（2021/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 287p／高さ 22cm
• 商品コード 9784297120702
• NDC分類 336.57
• Cコード C3055

出版社内容情報

システム運用はいま、転換期を迎えています。DX（デジタルトランスフォーメーション）の推進やクラウドサービスの普及により、運用に求められる考え方は急速に変化しました。クラウドをどう管理していくのか？サービスマネジメントに最適な運用とは？セキュリティへの意識は今のままでいいのか？時代の最先端に常にキャッチアップできる運用チームを作り上げるための、継続的な運用改善ノウハウをまとめました。

内容説明

システム運用はいま、転換期を迎えています。ＤＸの推進やクラウドサービスの普及により、運用に求められる考え方も急速に変化しました。クラウドをどう管理していくのか？サービスマネジメントに最適な運用とは？セキュリティへの意識は今のままでいいのか？時代の最先端に常にキャッチアップできる運用チームを作り上げるための、継続的な運用改善ノウハウをまとめました。

目次

１章　運用の変化と運用改善の目的
２章　運用ルールを見直す
３章　運用を分析して改善する
４章　自動化とツール
５章　クラウドサービス運用に必要なこと
６章　運用における情報セキュリティ対応
７章　運用チームに求められるスキル
８章　運用改善が評価される組織づくり
付録　Ａｐｐｅｎｄｉｘ

著者等紹介

近藤誠司［コンドウセイジ］
１９８１年生まれ。運用設計、運用コンサルティング業務に従事。オンプレからクラウドまで幅広いシステム導入プロジェクトに運用設計担当として参画。そのノウハウを活かして企業の運用改善コンサルティングも行う。趣味は小説を書くこと。第４７回埼玉文学賞にて正賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[kissssyyy]

昨今のIT界隈ではDevOpsが主流となっていますが、じゃあどうやったらDevOpsな状態に持っていけるのか？ただ自動化すればいいのか？など結構あいまいな部分が多いのも事実です。その点、この本ではまず運用ルールの見直しから、計測による数値に基づいたボトルネックの洗い出し、そして改善と、まずはなぜやるのか？をしっかりと言語化してから、どうやるのか？の部分を説明されております。そのため自身の経験に照らし合わせながら考えることができ非常に良書でした。DevOpsは泥臭い活動から始まることを再認識できました。

2024/01/17

[U]

まずSEなら必須本です。でもDXの時代なので、ユーザ企業様もぜひ知識として読んでほしいです。私の経験では、できるSEはすべからく（開発や構築がメインのSEであっても）運用を大切にします。理由は単純ですね、そう利用者に近いからです。この本には記載はないですが、VeriSM(べリズム)、SIAM(サイアム)、ITIL(アイティル）にも興味をもって知識を得てほしいです。運用には「コレっ」といった正解がないものですが、スジべきで正解本と理解しました。クラウドやスマホでIT/DXが当然の世界の標準本ですね！

2022/11/30

[winery13]

実用的な教科書。 前著も読んでみたい。

2022/03/03