出版社内容情報
古生物;恐竜;アノマロカリス;進化;フューチャー・イズ・ワイルド;架空生物;リアルサイズ古生物図鑑
目次
1 古生代のif(アノマロカリス類(ラディオドンタ類)―エスリオフルディア・マーテルマリス
ウミサソリ類―プテロバリスタ・ガジャルグ
三葉虫綱―ヴァロプス・カラルマータ ほか)
2 中生代のif(ステゴサウルス科―バベリトゥリス・ウルネラータ;偽鰐類―フォネオカンプスス・エラーンス;スピノサウルス上科―シェブロケルクス・プラタニストイデス ほか)
3 新生代のif(ペンギンの仲間―ケルビデュプテス・ロンギコリス;鰭脚類―バラエノフォカ・プリアプス;肉歯類(サルティヒアエナ・ヘルバティカ;ノクティクストス・スカンソル) ほか)
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COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
高宮朱雀
23
地球が生まれて50億年近い歩みの中には、偶然ではなく必然から起こった事も多々あるんじゃないかと最近ぼんやり思う事があり、そんな中で出逢った一冊。 タイトルにもなっているが、絶滅した生物が進化し続けていたら、自分達の居なくなった遠い未来にはこういう生命体が闊歩しているのかも知れない。いや、私達の生きている現時点で何かしらの面白い生物を確認していてもおかしくなかったかもと思わされる。 祖先の姿から進化した物、思い掛けない変化を遂げた物、絶対に有り得ないと言えないからこその面白さがある。2022/05/15
tamako
16
図書館員さんのおすすめセットの一冊。今わかっている範囲での進化の傾向を考慮して考えられた架空の生物の紹介で、古生物の勉強にもなってしまうありがたい本。古生物にはまったく詳しくなかったので読めて良かった。アンモナイトが まっすぐ→巻く→きっちり巻く→緩く巻く→まっすぐ、と変な進化してたのにはびっくり。カコプスは随分前に模型見たけどやっぱり可愛い。カコプスの進化型もめちゃくちゃ可愛い。2022/01/22
5〇5
16
イマジネーションを掻き立てる一冊だ ♦もし、絶滅した生物が生き続けて進化したらどうなるのか ♣その姿を生き生きとしたイラストで具現化してくれる ♥そうかもしれないと思わせる説得力があり、絵空事だと思わせないところが嬉しい ♠人類絶滅後の未来世界を描いた奇書、「アフターマン」や「フューチャー・イズ・ワイルド」とは趣の異なる世界が楽しめる。2021/03/07
まいこ
15
宇宙から知的生命体が来ても、こんな生き物ばかりだったらスルーされるんだろうと思った。「こんな生き物」って感じるのはサピエンスとして進化してきて獲得した感覚だからそう感じるんだろうけど。最後の生き物の可愛さは抜きん出ていた。2021/05/09
洋書好きな読書モンガー
14
過去の生物が生存競争や環境変化の中で絶滅せずに進化していたらという本。恐竜がもし生き残っていても人類との生存競争となると絶滅は免れないと思う。太平洋の真ん中に人類が到達できなかったオーストラリア規模の第8の大陸があって恐竜や巨大哺乳類が生き残っていたら面白かったのに。2024/11/06
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