出版社内容情報
証券業は、株式・投資信託・債券・デリバティブなど扱う商品は幅広く、金融の知識に加え、経済の動きを読む力が求められます。仕事はリテール・ホールセールから投資銀行業務まであり、専門性も異なります。低金利下で資産運用が注目されており、証券業の役割はますます高まっています。本書では、証券ビジネスの基本としくみから始め、業界地図、多様な金融商品、証券会社の仕事といった内側まで理解できます。知っておきたい専門用語もわかりやすく説明しています。
内容説明
資産運用で伸びる証券業の現状地図と将来の展望を図解でやさしくまるごと理解!!
目次
1 証券業界を取り巻く環境
2 証券業界の基礎知識
3 日本の証券会社
4 証券会社のビジネスのしくみ
5 証券業界が取り扱うさまざまな金融商品
6 証券会社の仕事と組織
7 支店証券マンの仕事
8 グローバルな視野が必要な証券業界
9 証券業界の課題と未来
著者等紹介
土信田雅之[ドシダマサユキ]
楽天証券経済研究所シニアマーケットアナリスト。1974年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。国内証券会社にて企画や商品開発に携わり、マーケットアナリストに。2011年より現職。中国留学経験があり、アジアや新興国の最新事情にも精通している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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のんぴ
26
コンピュータが株価や出来高を分析して自動的に売買する野村のアルゴリズム取引。自分が選んだ投資テーマに関する銘柄の株価変動を予測するマネックス証券。ロボアドバイザーがその人に合った運用コースを提案し、運用中の資産配分の変更や売買も自動でやってくれる楽天証券の「楽ラップ」。投資戦略に基づいた売却タイミングを知らせてくれる日興証券の「AI株価見守りサービス」その人のリスク許容度によりポートフォリオを提案してくれる「AI株式ポートフォリオ診断」。日本取引所グループはフィンテックをDLTで推進。手数料→フィーで収益2023/04/01
コジターレ
5
証券会社で初めて研修することになったので、まずは業界理解。カタカナ語が多くて難儀したが、見開きに解説+図解で分かりやすく、証券業界のことが概観できる。数字に弱い僕は、とてもじゃないけど働けない業界だ。また、経済学を学んだ人が働く業界だと思っていたが、数学、物理学、ITなどさまざまな人材が活躍できるみたい。2024/07/30
Shun
5
転職を見据えて、業界研究のために手にしてみた。 このシリーズの本はわかりやすくて良いです。2023/01/08
Masaki Sato
1
証券会社と多少のお付き合いがあるものの、アンダーライティングやIPOの仕事、アナリストとエコノミストの違いといった基本的なところを整理できた。2023/11/05
dokulogue1
1
図書館本。投資の話がニュースで出てきたりするので借りてみた。証券業界は以前と異なるところと変わらないところがあるようだが、どんなビジネスかの概要がわかるのが良い。2022/06/04