出版社内容情報
近年、パソコン上の単純作業を自動化してくれるツールとしてRPAツールの利用が進んでいます。その中でも、個人から~企業の部署単位まで、幅広く利用されているのがUiPathです。本書は、そのようなUiPathの基本的なワークフロー開発の進め方を、Excelと連携したWebデータやメールの収集といったサンプルを作成しながら習得していきます。クラウド側(Orchestrator)からロボットを遠隔実行する方法についても簡単に触れ、UiPathを実用的に利用するための全体像をつかむことができます。
目次
RPAとUiPath
UiPath Studioの基本操作
ワークフローを作成するための基礎知識
GUI操作の自動化とレコーディング
Excelファイルへの入出力
動作を確認しながらワークフローを作成する
Webページからデータを取得する
メール操作の自動化
PDFファイルを扱う
セレクターとアンカーのしくみ
ワークフローのモジュール化と共有
システム例外に対処する
ロボットの実行とOrchestratorの活用
著者等紹介
奥井康弘[オクイヤスヒロ]
株式会社ティージェイ総合研究所代表取締役。1964年東京生まれ。1986年東京大学工学部卒業。大学時代はGIS(地理情報システム)を研究する。卒業後、最初の所属企業で文書処理システム開発に携わり、1990年、文書記述言語SGMLを開発した国際標準化団体ISO/IEC JTC1/SC18/WG8(その後SC34に改編)の対応国内委員会に参加。1992年には国際会議に初参加し、技術標準化の分野で活動する。2020年3月、ティージェイ総合研究所を創立。現在、RPAを含むDX関連コンサルティング業務の傍ら、金融分野でのメッセージ標準化を検討するISO/TC68国内委員会の委員を務め、国際の場でも、ISO/TC68国内委員会のSC9/WG1(ISO20022におけるセマンティック・ウェブの活用)、および関連するISO20022RMG(Registration Management Group)のPayments SEG(資金決済に関するISO20022メッセージフォーマットの評価・承認)にメンバーとして参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。