内容説明
農家の実情・農産物の最新動向から日本農業の世界戦略まで!業界の必須知識をまるごと理解!!
目次
1 日本の農業はどこへ行くのか
2 日本の農業を知るための基礎知識
3 主要作物の生産・消費・流通の最新動向
4 生産性向上の鍵を握る資材とその業界の動き
5 変革する農業経営
6 国の食糧戦略を示す農政
7 流通の変化と展望
8 農業と環境
9 スマート農業の可能性と課題
10 世界における日本農業の戦略
著者等紹介
窪田新之助[クボタシンノスケ]
農業ジャーナリスト。産学官挙げてロボットビジネスを推進するNPO法人ロボットビジネス支援機構(RobiZy)アドバイザー
山口亮子[ヤマグチリョウコ]
ジャーナリスト。2010年京都大文卒、13年中国・北京大歴史学系大学院修了。時事通信社を経てフリーになり、農業、地域活性化、中国について執筆。株式会社ウロ代表取締役。農業や地域のPRを目的としたパンフレットや広告、雑誌などの企画・制作のほか、ツアーやセミナーの運営を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Good Tomorrow
9
農業ビジネスの基礎知識として全体像を理解しやすい一冊。「主要作物の生産・消費・流通の最新動向」「資材・農機・農薬・肥料・飼料・種苗メーカーの動き」「農業経営の変化」「農政」「流通の変化と展望」「農業と環境」「スマート農業の可能性と課題」など。日本農業は大きな曲がり角を迎えたと言われて久しい中、バリューチェーンの川上(種苗)と川下(流通・販売)はテクノロジー活用が進んでいる印象。川中(生産)の生産性向上、海外で稼ぐ展開が必要。ニューヨークで高級イチゴの量産をしているOishii Farmなどの事例は楽しみ。2022/04/24
g.t
5
農業産業の全体像を概観する入り口としてとっつきやすい一冊。最新技術の導入についてもちらほら言及あり。2022/09/13
Q-to
1
日本の農業を細かく知るにはもってこい。 逆に言えば、海外のことはあまり書いていない。 僕はそっちが知りたかったので、色々かいつまんで読んだ。 それでも日本の現状と海外の現状に共通点などもあるので、そこはためになった。 農業関係が医療関係にも連携して地域を活性化していくのはすごく興味深かった。 農業人口の高齢化が問題になっているが、そこも含めてビジネスを考えれば、今後の未来も明るい。2023/04/14
しんぽい
1
全く未知の分野であるため、手に取ってみたが、マクロからミクロまでよくまとまっているように思う。 深くは理解出来ていないが、うっすらと農業のことが理解出来た。気がする。2022/04/03
ふぇたろ
1
昨今の農業における問題点を明記した内容になっている。一方で局所的な内容が多く、全体像やより詳細さを掴むには不向きかもしれない。追加で他の書籍を併せ読みすると良いと思われる。2021/09/18