出版社内容情報
先延ばし、マウント、おせっかい……同僚・上司・部下のやっかいなふるまいには理由があった?!
進化心理学、認知行動論の第一人者が、仕事でつきあう人の“あるある”を25属に体系化、心理や行動のナゾを解き明かすとともに、本人とまわりがどう対策していけばいいかを教えます。
『職場の問題地図』でおなじみの白井匠さんのイラストとともに、人間関係のモヤモヤがスッキリ!
内容説明
先延ばし、マウント、おせっかい…同僚・上司・部下のちょっと厄介なふるまいには理由があった?!進化心理学、認知行動論の第一人者が、心理や行動のナゾを解き明かす。人間関係のモヤモヤがスッキリ!
目次
アピール属
言い訳属
浮気属
運命属
お金稼ぎ属
怒りんぼ属
おせっかい属
おたく属
共感先行属
議論属
後悔属
ゴシップ属
サイコ属
先延ばし属
嫉妬属
しらけ属
大樹の陰属
ちらかし属
ナルシ属
人みしり属
不安抱え属
変心属
マウント属
見栄はり属
妄想属
著者等紹介
石川幹人[イシカワマサト]
1959年東京生まれ。東京工業大学理学部応用物理学科(生物物理学)卒。同大学院物理情報工学専攻、企業の研究所や政府系シンクタンクをへて、1997年に明治大学に赴任。人工知能技術を遺伝子情報処理に応用する研究で博士(工学)を取得。専門は認知科学で、生物学と脳科学と心理学の学際領域研究を長年手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
manamuse
36
どいつもこいつもイライラする。こういう人ってホントにいるのかな…いるんだろうなぁ…。2020/10/02
かおり
29
私、かなり、ほぼ全部当てはまる⁉️いや、誰でも「少しは」そういうところあるよねーと自分を慰める😅「ちらかし属」だけには100%属しているので、気を付けなきゃ❗2021/01/17
本詠み人
22
職場で出会う「ざんねんな人」。その「ざんねんさ」は人間が先史時代から受け継いできたものの名残りかもしれない。この本ではそんな「ざんねんな人」を25属に体系化し、その生態やつきあい方、もしも自分がそうだったら…等々それぞれに解説されている。認知科学が専門の著者だけに、マジな生態展示。あるある!と笑いながら読んでいたけど、もしかして私のこと?とヒヤリとしたり😱サクサク読めて興味深かった。2021/05/15
onasu
20
職場のざんねんな人を25の類型に分けており、周りに(自分も含めて、自覚症状の記載もあり!)そういった人が、と思い浮かぶ方には簡易な対処策も記載されているので、試してみてもいいかも。 元を辿れば的な記載が多く、人間には狩猟採取生活を送ってきた歴史の方が圧倒的に長いので、文明社会、ひいてはIT社会になっても、その頃に生成された生態が適応できる形態で現れているという。 読めばなるほどとは思うものの…、てなところだが、拾えるものもある。ただ、具体的に求めるものがないと、冗長に感じられてしまうな。2020/08/23
みやしん
12
職場にいがちな人々を属性分けして紹介。広く浅く考察しており、必ず文化人類学的見地の解説もあり参考になるかも?な部分も。しかし悪く言えば冗長で、正直全編に目を通すにはちょっと面倒に感じてしまい、手遊びにチラ読みで進んだ。おそらく、なるべく解りやすい文章をかなり選んだ製作なんだろうな。2020/09/07