出版社内容情報
新人や経験の浅いテストエンジニアにとって,座学で学んだ「ソフトウェアテスト技法」を実務に活かそうにも,どのように適用したらよいかわからないというのが悩みです。そこで,本書では実践的なシチュエーションを想定した問題を繰り返し解いていくことにより、テスト技法の知識定着を目指します。個々のテストエンジニアのスキルアップや、企業における新人研修の教材としてもご活用いただけます。
目次
1 同値分割法と境界値分析(温度によって表示を変えるペット用室温計;キッチンスケールの動作検証 ほか)
2 デシジョンテーブル(1杯目のビールの価格;銀行ATMの引き出し手数料 ほか)
3 状態遷移テスト(ストップウォッチの動作;スマホ決済アプリの決済処理 ほか)
4 組合せテスト(美味しい組合せ;BUG QUEST★冒険のはじまりの旅支度 ほか)
5 総合問題(スマートフォンの料金プランと料金計算;BUG QUEST★隠しアイテム探し ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
_ Nambu _
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プログラミングほぼ初心者という人向けに順序立ててテストをする習慣をつけてほしくて渡そうと思った本。該当者は同値分割までは説明聞いてできるようになるのだけれど、デシジョンテーブル・状態遷移は聞いただけ(+少量の演習)では使い方がわからないとのこと。解説がしっかりしているこの本からスタートしてもらおうと思う。演習の難易度もOJTでは不可能なぐらい初心者向けでGOOD。時代が古い感がちょっとするのはご愛敬。2025/03/17
sinh
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内容は、境界値、デシジョン、状態遷移、組み合わせと一通りのテスト技法の取り扱いがあり、 それぞれに6~13問と、最後に総合問題もあって、十分な量の問題がありよかった。 各問題は問題も解答例と解説がある。その中で図などを使っているものはわかりやすかった。