出版社内容情報
IoTシステムは我々の身近なところでも活用されるようになりました。また、新しい技術やデバイス、センサを活用した事例も、日々ニュースなどでも取り上げられています。
そこで、本書ではIoTシステムの構成要素である「センサ&デバイス」「ネットワーク」「クラウド」「アプリケーション」「セキュリティ」を個別にひもとくことで、その全体像が理解できる構成になっています。さらにPart 3では「実践編 IoTデバイス実践講座」として、Raspberry Piを使ったIoTシステムをハンズオン形式で実装していきます。
内容説明
IoTシステムの複雑な全体像をひもとく情報満載!
目次
1 基礎編(IoTシステムの今―取り巻く環境と複雑な全体像をひもとく;IoTシステムの全体像―IoTを実現するシステムとは)
2 技術要素編―IoTシステムの全体像をつかむ(センサ&デバイス―電子部品の基礎から選定のポイント;ネットワーク―IoTに最適な通信規格とは;バックエンド/クラウド―クラウドサービスの設計/運用のポイント;アプリケーション―IoTで生み出す価値を何倍にもできる;セキュリティ―脅威の現実と防御へのアプローチ)
3 実践編―IoTデバイス実践講座(Raspberry Piの基本動作―事前準備からLED制御まで;Raspberry Piを外部サービスと連携―センサの値をクラウドに!)
4 ビジネス編(IoTシステムをビジネスに活かす―技術者が持つべき視点とは)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
31
IoTに関してハンズオン多めの定番初学者向けシリーズ。ある程度深い内容の他の書籍とセットで読むと良さそうです。2019/12/28
ますみ
2
広く書かれているのが良かった。ぱっと流せる。IoTはセキュリティとか技術要求が高くなり、協力が必要なステークホルダーも多くなりがち。関わる法律も多いこともある。 従来のM2Mみたいな扱いあれてた明確な課題解決とか効率化を除くと、IoTの付加価値はデータ分析やエコシステムを作れるか頼りみたいな企画になりがちで前述のコストやリスクに見合わず事業で始めにくそうなの解消したいよなーと思わされた。2025/05/02
鴨川
2
IoTシステム開発の雰囲気がわかった。技術的なことは自分でセンサを買って遊んで見ながら覚えようと思う2020/02/02
Naoya Shimizu(Shimmy)
0
IoTについて自分の知りたい情報が感動するレベルで過不足なくあった! ソフトウェアエンジニアがIoTについて知りたいなら一番良さそう2022/05/31
Kosuke
0
IoTシステムの技術要素をセンサ、ネットワーク、バックエンド、アプリ、セキュリティに分け、それぞれ解説があり大まかな全体像は掴めた。とはいえ要素の一つ一つが奥深く、用語も難しいためさらに深堀して学習する必要がある。特に3G、LTEは複雑。 また、最後はラズパイによるハンズオン資料があるので、作業イメージを掴みやすかった。2020/11/20
-
- 和書
- 温泉の神様の失敗