出版社内容情報
本書は大変好評を得た『Excelでわかるディープラーニング超入門』の続編です。前編では取り上げなかったRNN(リカレントニューラルネットワーク)、DQN(Deep Q-Learning)を解説します。これらはいずれもAI応用の入り口となります。RNNは自然言語処理の分野で最も注目されるアルゴリズムです。また、DQNは強化学習の手法で目覚ましい精度を挙げています。本書では、これらを万人のツールであるExcelを用いて、難しい数学やプログラミングの知識抜きに、動かしながら、目で見てしくみを理解することができます。前作同様、本書がAI学習のハードルを一気に下げてくれます。
内容説明
進化発展するディープラーニング。その代表がRNN(Recurrent Neural Network/再帰型ニューラルネットワーク)とDQN(Deep Q‐Network/深層Qネットワーク)です。RNNは自然言語処理の分野で最も注目されるアルゴリズムです。またDQNは強化学習の手法で目覚ましい精度を挙げています。これらはいずれもAI応用の入り口となります。本書は、これらを万人のツールであるExcelを用いて、難しい数学やプログラミングの知識抜きに、動かしながら、目で見てしくみを理解できる画期的な入門書です。難解といわれるRNNとDQNの「最適化」などの難しい計算部分をExcelにまかせ、その動作原理をわかりやすく知ることができます。本書がAI学習のハードルを一気に下げてくれます。
目次
1章 RNN、DQNへの準備(はじめてのRNN、DQN;利用するExcel関数は10個あまり;最適化の計算を不要にしてくれるExcelソルバー;データ分析には最適化が不可欠)
2章 Excelでわかるニューラルネットワーク(出発点となるニューロンモデル;神経細胞をモデル化した人工ニューロン;ニューラルネットワークの考え方;ニューラルネットワークを式で表現;Excelでわかるニューラルネットワーク;普遍性定理)
3章 ExcelでわかるRNN(RNNの考え方;リカレントニューラルネットワークを式で表現;Excelでわかるリカレントニューラルネットワーク)
4章 ExcelでわかるQ学習(Q学習の考え方;Q学習を式で表現;ExcelでわかるQ学習)
5章 ExcelでわかるDQN(DQNの考え方;ExcelでわかるDQN)
付録
著者等紹介
涌井良幸[ワクイヨシユキ]
1950年、東京都生まれ。東京教育大学(現・筑波大学)数学科を卒業後、千葉県立高等学校の教職に就く。教職退職後はライターとして著作活動に専念
涌井貞美[ワクイサダミ]
1952年、東京生まれ。東京大学理学系研究科修士課程修了後、富士通、神奈川県立高等学校教員を経て、サイエンスライターとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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