良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方 (改訂新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784297103262
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3055

出版社内容情報

ウェブサービスに欠かせない「利用規約」「プライバシーポリシー」「特定商取引に基づく表示」の3大ドキュメントがこの一冊でわかる!
2013年発売以来、好評を博した本書が大幅リニューアル。
民法・個人情報保護法などの法改正対応、新たなCtoCサービスにおける決済の解説etc.

内容説明

「安全」で「円滑」な運営のためのガイドブック。規約の中身はサービスそのもの!作りこめば作りこむほど、あなたのサービスやアプリの質も高まる。ロングセラーが大幅リニューアル!

目次

第1章 3大ドキュメント超入門(5つの疑問から読み解く「利用規約」ホントのところ;最低限おさえておくべき「プライバシーポリシー」のポイント;通信販売に不可欠な「特定商取引法に基づく表示」)
第2章 トラブルを回避するための注意点と対処法(ある起業家から弁護士への相談;規制とうまくつきあうには;戦う土俵は「日本」とは限らない―準拠法と裁判管轄の合意;そのサービス名、使って大丈夫ですか?―商標権の侵害;ユーザーがコンテンツをアップする場合の「権利処理」;広告メールを送付する際に注意すべきこと;役に立たない利用規約を生み出す「5つの落とし穴」)
第3章 すぐに使えて応用できるひな形(利用規約のひな形;プライバシーポリシーのひな形;特定商取引法に基づく表示のひな形)
特別付録 ひな形英文訳

著者等紹介

雨宮美季[アメミヤミキ]
AZX Professionals Groupパートナー弁護士。2001年弁護士登録。司法研修中から創業に関わっていたITベンチャーに社内弁護士として参画し、ECサイトの立ち上げなどに関わる。2002年6月にAZX Professionals Groupに入所。ベンチャーをクライアントとする各種契約書、利用規約等のレビューおよび作成、ビジネススキームの適法性の検討などの経験を積み、2008年9月、パートナー就任。KDDI∞Labo社外アドバイザー。起業家・ベンチャー関係者向けに、利用規約、プライバシーポリシー、サービスの適法性などに関するセミナー・執筆などを数多く行っている

片岡玄一[カタオカゲンイチ]
ブログ『企業法務について』管理人。SIer、移動体通信キャリア、ソフトウェアベンチャーなどを経て、現在は株式会社トクバイで法務を担当。ウエブサービス事業会社をはじめとした複数の会社での法務経験やiOS・Windows向けアプリの開発経験を活かし、エンジニアと法務の架け橋になるべく日々鍛錬中

橋詰卓司[ハシズメタクジ]
弁護士ドットコムクラウドサイン事業部「サインのリ・デザイン」編集長。電気通信業、人材サービス業、ウエブサービス業ベンチャー、そしてスマホエンターテインメントサービス業と、上場・非上場問わず大小様々な企業で法務を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

17
第一章で3大ドキュメントとした利用規約、プライバシーポリシー、特商法に基づく表示に関する雛形と解説が見開き型で展開される第三章は、簡潔だが英文版もついていて実にお役立ち。第2章もよくある逐条解説式のおカタい記述ではなく、現実に懸念すべき重要テーマから逆算する形で利用規約や約款のポイントを法的根拠とともに解説しており、即効性と実効性に富む。どちらかというとBtoCやCtoCに寄せて書かれているが、例えばBtoBのパッケージベンダーなどにも約款類の基本理解に大いに使えると思う。手近なところで読書メーターの利用2019/12/31

メガネ

7
今ではインターネット関連企業以外でもウェブサービスを自社で展開・運営しているケースが増えています。例えばECサイトがよい例です。このようなウェブサービスを一般ユーザ向けに提供する際、特に気をつけるべきことは利用規約です。しかし、弁護士や社内法務以外の人が正しい利用規約を作成することは困難な作業でしょう。本書は弁護士でも社内法務でもない人に向けて利用規約の正しい作り方を教えてくれる一冊です。非常に分かりやすく、ダウンロードできるテンプレートは英文も含まれています。おすすめの一冊。2019/08/08

ちくわ

4
この分野の知識が必要なことがあるので読んでみる。本書の直接の対象は、ウェブサービスに関わるエンジニアや経営者となっている。そのため、利用規約・プライバシーポリシー・特商法に基づく表示の理論的に難しい部分に触れることはなく、全体の概略をわかりやすい形で説明がなされている。これまで当該分野に関わりの薄かったビジネスにおいても、ビジネス環境の変化に伴い、当該分野に関わりを持つことは出てくると思われる。その際に、まずは概略、という位置づけで全体を俯瞰するために読む本としても、まとまっていてかつ読みやすいと感じた。2021/01/17

Yuichi Tomita

2
再読。英語のサンプルもしっかり分析しとこう。2020/09/08

すべから

2
単純に規約の作り方を解説するだけでなく、業法もカバーされているので、サービスを作る際に気にすべき論点が広くあぶり出せる。実用的で平易に書かれているのも良い。2019/09/06

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