出版社内容情報
本書は、Scalaの言語仕様、そしてエコシステムを解説するScala入門書の決定版です。基本的な構文からはじまり、Scalaに特徴的なOption、Eitherといった型によるNull安全なプログラミング、for式などの強力な機能を伴うコレクション操作、Futureを使った並行プログラミングなどの各種言語機能を学べるほか、Scalaでは事実上の標準となっているビルドシステムsbtの使い方やテストといった現場での開発に必須の知識も身につく、Scalaプログラマ必携の一冊です。
内容説明
型安全性と柔軟性を両立したスケーラブルな言語。基本文法、特徴的な言語機能からビルド、テストまで、第一線のエンジニアが教える「現場で使える」Scalaの基本。
目次
第1章 Scalaひとめぐり
第2章 Scalaの基礎
第3章 Option/Either/Tryによるエラー処理
第4章 コレクション
第5章 並行プログラミング
第6章 Scalaプロジェクトのビルド
第7章 ユニットテスト
第8章 知っておきたい応用的な構文
第9章 よりよいコーディングを目指して
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
toiwata
4
プログラミング言語は、基本的に抽象度が高い。おそらく、言語の作成者にはイデアと呼ぶべき理想があり、抽象はその転写なので、アイデアの必然が理解できなければ、なぜこのように設計されているのかも理解できない。2019/01/01
だまし売りNo
2
Scalaはマーティン・オーダスキーMartin Odersky氏が開発したオブジェクト指向と関数型プログラミングを融合させたハイブリッド言語。両者の利点を取り入れているが、関数型言語として注目される傾向が強い。 関数は自己完結しており、状態を持たないため、可読性や保守性が高まり、テストが容易になる。静的型付き言語 statically typed languageであり、値の型はコンパイル時などプログラムの実行よりも前に予め決定されている。 2020/02/27
fakiyer
1
「コンパクトなコップ本」をコンセプトに書かれているだけあって、入門的なことからある程度実践的なことまでコンパクトにまとめられていて、他の言語を使用したことがあってscalaに入門したい人にはピッタリの本だと思った。2019/09/03
kumazusa
0
コップ本よりコンパクトにまとまっていると思う2022/12/20
kaseken
0
再読2021/09/11