毎回5分はじめての診断戦略

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毎回5分はじめての診断戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784296209217
  • NDC分類 492.1
  • Cコード C3047

出版社内容情報

研修医や医学生だけでなく、あらゆる医師に必須の診断学。2014年出版の『診断戦略: 診断力向上のためのアートとサイエンス』(医学書院)に基づき、著者の志水太郎氏と、獨協医科大学総合診療科のメンバーが25のケース集を作成しました。
「病歴」「身体診察・問診」「検査結果からの考察」「指導医からのアドバイスを受けた上での追加問診」など、経過ごとにシーンを分けながら、鑑別診断を進めていく流れを追体験しながら、体系化した診断戦略の考え方を実践的に学べます。
診断戦略のキーワード「key fact for diagnosis(KFD)」「BEO」「ラテラル・アプローチ」なども本文内で解説。キーワードからの逆引きも可能です。
1年目研修医と指導医のやり取りでテンポ良く、1ケース5分でサクッと読める形式です。ちょっとした空き時間に読み進め、ケース末尾のポイントを明日の診療に生かしてみてください!


【目次】

第1章 診断戦略の基礎
二重プロセス理論
~直観と分析の間で揺れる医師の思考
System 1:直観的に「分かる」思考
System 2:分析的に「考える」思考
 ケース1 長引く感冒を疾患クラスターで考える
 ケース2 裏には何かある!「 合わない」情報への対処法
 ケース3 前医の情報はバイアスになる?
 コラム Mesh Layers Approach (MLA)とは
 ケース4 「痔の出血」で帰宅としてよいでしょうか?
 ケース5 肺炎と診断して安心してはいけない
 ケース6 指導医の直観「これは匂う…!」の中身は?
 コラム 診断の速度と的確さを押し上げるクリニカル・パール

第2章 診断戦略の応用
ラテラル・アプローチ(System3)
~発想を別方向に広げる柔軟な思考
 ケース7 致死性疾患を除外して…診断に行き詰まったときのアプローチ
 ケース8 石頭な医師は石しか見えない
 ケース9 直観的診断ばかりにとらわれず鑑別しきるには?
 コラム Pivot and Cluster Strategy(PCS)とは
 ケース10 ドキドキの道筋は一つ? 縦横無尽に突き進め!
 コラム Horizontal Vertical Tracing (HVT)とは

第3章 病歴へのアプローチ
病歴は戦略的思考の起点になる
 ケース11 「転んだ後に腰が痛い」を映像化して見えたもの
 ケース12 言葉の表現が分からなくとも、心は通じ合う?
 ケース13 症状を矢継ぎ早に語る患者には4Cで対抗
 ケース14 OSCAを意識した現病歴聴取で見えた痛みの正体
 ケース15 関節痛? Onsetを洗え!
 ケース16 「霧」と飛びつきにご用心
 ケース17 DM(糖尿病)はだいぶマスクする
 ケース18 探せ! 鍵は、患者の「日常」に隠されている
 ケース19 患者さんの一言で痛感! 身体診察は重要
 ケース20 救急車到着までにホシの見当を付けろ!

第4章 難症例との戦い方のヒント
難症例における診断戦略
 ケース21 熱中症? 話せない患者の病歴を明らかにする方法
 ケース22 本当は怖い低血糖! 陰に潜む真犯人とは!?
 ケース23 その前医の診断、本当に合ってるの?時間経過を味方につける戦い方!
 ケース24 その吐き気、事件は腸管外で起きていないか!?
 ケース25 「めまいの原因は何?」澄んだ心で耳を傾けよう

内容説明

研修医と指導医の会話で学ぶ診断学!1年目初期研修医と指導医が出会った患者さんを通じて、明日からの診断力アップにつながるポイントを対話形式で紹介。

目次

第1章 診断戦略の基礎 二重プロセス理論~直観と分析の間で揺れる医師の思考(System 1:直観的に「分かる」思考;System 2:分析的に「考える」思考)
第2章 診断戦略の応用 ラテラル・アプローチ(System3)~発想を別方向に広げる柔軟な思考(致死性疾患を除外して…診断に行き詰まったときのアプローチ;石頭な医師は石しか見えない ほか)
第3章 病歴へのアプローチ 病歴は戦略的思考の起点になる(「転んだ後に腰が痛い」を映像化して見えたもの;言葉の表現が分からなくとも、心は通じ合う? ほか)
第4章 難症例との戦い方のヒント 難症例における診断戦略(熱中症?話せない患者の病歴を明らかにする方法;本当は怖い低血糖!陰に潜む真犯人とは!? ほか)

著者等紹介

志水太郎[シミズタロウ]
獨協医科大学総合診療科教授。東京都出身。2005年愛媛大学卒業。専門は診断戦略学(診断の思考法の体系化)。内科を青木眞、ローレンス・M・ティアニーJr.、徳田安春、藤本卓司各氏に師事。国内外での総合内科武者修行を経て、都内2病院で総合診療科を立ち上げる。2016年より獨協医科大学病院総合診療科診療部長、2018年より初代主任教授。現場ではチームとともに診断困難例に対峙する傍ら、診断の思考法の体系化に従事し、また世界各地の大学病院や学会から招聘を受け、診断のケースチャレンジ(Live)を通して教育活動を行っている。2025年Mark L.Graber Diagnostic Quality Award受賞。米ジョンズ・ホプキンス大学関連病院常任ケースディスカッサント、沖縄県立中部病院外部コンサルタント。CIDMボードメンバー、WHO Patient Safety Flagship(Improving diagnosis)メンバー、Japan Diagnostic Excellence team(JDX)リーダー。日本病院総合診療医学会理事/理事長特命補佐。Diagnosis(De Gruyter)、BMJ Case Reports(BMJ Group)編集委員。医学博士。ロンドン大学熱帯医学衛生校疫学修士(MSc)、エモリー大学ロリンス公衆衛生大学院公衆衛生学修士(MPH:健康政策専攻)、ボンド大学経営管理学修士(MBA)。マサチューセッツ工科大学デザイン思考マスタープログラム修了。総合内科・総合診療専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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