日経ビジネス人文庫<br> 精神科病院で人生を終えるということ―その死に誰が寄り添うか

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日経ビジネス人文庫
精神科病院で人生を終えるということ―その死に誰が寄り添うか

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  • サイズ A6判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784296207619
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0147

出版社内容情報

人々の目に触れることがない、精神科単科病院の「身体合併症病棟」。
ここがどのような場所で、どのような人が生き、そして死んでいくのか

精神医療は、一般にも医療の中でもタブー視されているのではないかと考えます。本書は、少しでも精神医療を知るきっかけにしてほしいと、日経メディカルOnlineで執筆したコラムをまとめました。

・なぜ、長期間退院できないのか。
・なぜ、精神科医が身体疾患を診るのか。
・なぜ、転院を断られるのか。
・なぜ、家族は治療を拒否するのか。
・なぜ、精神科病院は人里離れた場所や山の麓に多いのか。

精神科単科病院で亡くなっていった人たちの人生や、家族・友人との人間関係を通して、精神科疾患を有する人の日常や精神科医療の実際を描き出すと同時に、胃瘻造設や延命治療の是非、誤嚥性肺炎、患者家族への説明の難しさなど、終末期医療に共通する医師の悩みも吐露されています。

特別編として、相模原障害者施設殺傷事件についても書き下ろしています。

内容説明

なぜ長期間退院できないのか、なぜ家族は治療を拒否するのか、なぜ精神科病院は人里離れた場所や山の麓に多いのか―。精神科単科病院で亡くなっていった人たちの人生や、家族・友人との人間関係を通して、精神疾患を有する人の日常や精神科医療の実際を、現役精神科医が描き出す。

目次

序章 死は希望だ
第1話 2つの腫瘍と1つの死。その日、彼女は拒絶した
第2話 死してなお枕元に立つ
第3話 その死に誰が寄り添うか
第4話 説明が足りない!
第5話 履かずの靴下
第6話 精神科医は黙って身体管理
第7話 「無理な延命はしないで」の〓末
第8話 精神医療の闇の深さ
第9話 死は誰にも避けられないものとは知りながら
第10話 寝た子を起こすか起こさぬか
第11話 静かな諦念
第12話 どちらも本心である
第13話 最後に残るは生きる本能
終章 闇の中に見捨てられた命~比叡の空高く
特別編 相模原障害者施設殺傷事件と精神科医療

著者等紹介

東徹[ヒガシトオル]
精神科医。2006年京都大学医学部卒。高知医療センターで臨床初期研修修了。京都大学医学部付属病院、大阪赤十字病院精神神経科などを経て2021年より藍野花園病院。認知症啓発団体おれんじ畑代表。文学大賞、絵画大賞、音楽大賞を合わせた引きこもり文化祭も主催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

patapon

4
「他人だからこそ冷静に寄り添えることもあるのではないか、と思います。淡々と、ひっそりと、真摯に。他人であることをわきまえた上で、過度に感情移入するわけでもなく、ただ寄り添う。」2025/05/08

Go Extreme

1
死と希望: 希望としての捉え方 死の受容 生と死の相互関係 恐怖と抵抗 生きる意味 医療と治療選択: 医療判断 延命治療 倫理的ジレンマ 生命の選択 治療方針 終末期ケア: 余命 家族の役割 希望の尊重 身体的ケア 心理的支え 認知症と精神疾患: 家族との関係 治療選択 精神疾患:社会的偏見 医療システムの課題 患者とのコミュニケーション: 患者理解 情報提供 患者の感情 双方向 精神科医の役割とケア: 身体管理 精神疾患の影響 看護と支援 生命の本能と生きる力: 精神的苦痛 生きる意欲 治療への影響2025/03/17

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