出版社内容情報
「日本のドラッカー」と呼ばれた男、一倉定の初期著作シリーズ復刻版2作目。変革の時代を生き抜くための目標管理の極意を学べる1冊
内容説明
伝説のコンサルタント、一倉定の初期著作シリーズ復刻版第2弾!「すぐれた目標は『生き残る条件』をもとにし、凡庸な目標は過去の実績をもとにしてたてられる」―。原書の執筆は1968年と50年以上も前になるが、本書の内容は現代の新刊書と見まがうほどの新鮮さを有する。時代に左右されない経営の本質を突く名著が、待望の文庫化!
目次
1章 経営不在の目標管理
2章 目標の本質
3章 目標の領域
4章 目標の設定
5章 成果達成指導
6章 チェックなくして目標なし
7章 高収益高賃金経営の目標
著者等紹介
一倉定[イチクラサダム]
1918(大正7)年、群馬県生まれ。36年、旧制前橋中学校(現在の前橋高校)を卒業後、中島飛行機、日本能率協会などを経て、63年、経営コンサルタントとして独立。「社長の教祖」「日本のドラッカー」と呼ばれ、多くの経営者が支持した。指導した会社は大中小1万社近くに及ぶ。99年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ワンモアニードユー
3
50年以上前の経営、目標管理について記した本。そんなの有効なの?と思いつつ、今でもそれよりもっと前のドラッカーとか松下幸之助は読まれるしなあと思って手に取ってみた。なんと今の時代に役立つことが多いことか。しかもこの本で叩かれているふわっとした人間関係論や評価、目的論がいまも主流。社会変化は猛スピードかつ遅い。2025/01/23
スケイダ
0
経営者目線の目標管理の在り方をガッツリ説いた内容。設定される目標とはその企業が生き抜いて行く為の物で、部下との合意で形成されるべき物ではない、また目標は達成してなんぼであり、昨年対比で伸びた伸びないなどは現状分析の一助とはなれ、成果指標とするのは間違いとの指摘。今一度考え直す機会をもらった。2025/04/30