出版社内容情報
これからの消費を担う中心層として、Z世代に注目が集まっています。しかし、その下に育つ「α世代」が社会の中心となる日も遠くありません。
α世代とは、2010年~24年頃に生まれる世代。24年時点で14歳(中学2年生)以下の若年層を指します。本書はα世代の特性と、彼ら彼女らが社会の中心に躍り出る2030年の消費と社会像の在り方を考察する、国内初の本格的な書籍です。
α世代とZ世代、異なる2つの世代が社会の中心的役割を担う2030年。企業やマーケターは両世代とどのように関係性を築き、社会を盛り上げていくべきか。本書はそのヒントを提供します。
著者の小々馬敦氏が2014年から行う、若者世代の価値観と消費行動に関する調査研究、インテージグループとの「ミレニアル世代・Z世代・α世代 3世代の比較研究」などの産学連携調査から、実際のデータに基づいた考察を行っていることも、本書の強みです。
内容説明
なぜ若者研究をするのか、α世代を見ると2030年代の社会が見えてくる。
目次
序章 なぜ今、α世代に注目するのか
第1章 α世代って何者?
第2章 データで見るα世代byインテージ生活者研究センター研究員 小林春佳
第3章 Z世代とα世代の違い
第4章 2030年代、消費とマーケティングはどう変わる?
第5章 マーケターは“プラスサム”な社会をつくるエッセンシャルワーカー
終章 世代をつなぎ、未来にときめこう!
著者等紹介
小々馬敦[コゴマアツシ]
株式会社ブランドエンジニアリング代表取締役。産業能率大学経営学部教授。産業能率大学大学院総合マネジメント研究科教授。日経広告研究所客員。グローバルアドエージェンシーにて、FMCGブランドのマーケティング戦略支援を経てブランドコンサルティングの業界に転籍。インターブランドジャパンを経て、D.A.アーカーが副会長を務めるプロフェットの日本法人代表、マッキャングループのフューチャーブランドの代表取締役社長を歴任。多様な業界における無形資産価値経営、事業ポートフォリオ戦略、マーケティング、広報戦略を支援。大学研究室の産学連携研究では、X・Y・Z・α世代の価値観と購買行動の調査を通して次世代マーケティングの進化を洞察し報告する「ミライ・マーケテイング研究会」を(公社)日本マーケティング協会と共催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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