実践建設カーボンニュートラル―コンクリートから生まれる45兆円の新ビジネス

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784296204908
  • NDC分類 510.95
  • Cコード C3051

出版社内容情報

建設事業の脱炭素化の取り組みを網羅した初の書籍。材料、設計、施工、供用、解体の“建設ライフサイクル”全般の対策を伝授します

建設のサプライチェーンで排出される二酸化炭素(CO2)の量は全体の15%前後を占めるという試算結果があります。この脱炭素化には2050年までに約900兆円のコストを要します。当然のことながら、建設行為のライフサイクルで対応しなければなりません。

しかし、国内の建設分野の脱炭素化は世界と比べて周回遅れといわれています。いま、カーボンニュートラルに向けた変革に乗り出さなければ、2050年までのカーボンゼロの達成はおろか、世界的なビッグチャンスを取り逃すことになってしまいます。

書籍では建設の全ライフサイクルにおいて、それぞれの立場で実践できる脱炭化への取り組みを掲載しています。材料製作段階ではセメントや鉄鋼の主要な建設材料で低炭素化の技術開発が進められており、施工段階ではCO2の排出を削減する施工法やクリーンな建設機械の導入が加速しています。供用段階では保全工事によるCO2排出量を減らすため、予防保全の推進やできるだけ高耐久な構造物を設計段階から導入することも目指さねばなりません。また、供用中も災害からの復興やがれき処理でCO2を排出するので強靱化が重要です。財政難下のため、ESG投資とした民間資金投入の可能性を探っていく必要もあります。そして、解体後のリユースは今後の循環型経済の要であるため、解体した部材の流通システムや基準の整備が求められます。このように、建設のカーボンニュートラルは建設全般で大きなポテンシャルを秘めているわけです。

執筆者は、三井住友建設で独創的な橋の設計や施工法を生み出してきた春日昭夫氏です。国際コンクリート連合(fib)で日本初の会長を務めており、書籍には海外の脱炭素化の最新動向も盛り込んでいます。

建設全般におけるカーボンニュートラルの考え方、実践的な取り組みを記述した書籍はこれまでありませんでした。建設サプライチェーンに携わる技術者、経営者、事業者など全建設プレーヤーに参考になる1冊になっています。

内容説明

建設サプライチェーンを対象とした初の“脱炭素化”指南書。

目次

第1章 日本のカーボンニュートラルの現在地
第2章 建設分野のサプライチェーンにおけるCO2排出量
第3章 材料製造と建設の段階で使える低炭素技術
第4章 供用段階で使える低炭素技術
第5章 解体段階や新しいライフサイクル段階で使える低炭素技術
第6章 LCAの最適化
第7章 低炭素技術の国際展開
第8章 カーボンニュートラルと経営戦略
第9章 今後の建設カーボンニュートラル

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くみ

6
鋼、コンクリートは製造工程でのカーボンニュートラルへの完全移行が難しいと言われている。そこで移行する間、どのようにして少しでも脱炭素化していくか?を提起した本。こうしてみると建設の過程は色んな業種が関わっているのが、よく分かる。工期短縮、混合セメントの促進、DXの促進等あるが、効率化=後工程を考えた仕事をすることかもしれないと思いました。今まで中性化=劣化だとされてきましたが、CO2を吸収していると捉えると、真逆の評価になってくるのかも。材料のことはもっと勉強しなければ。2025/03/29

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