きときと夫婦旅

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きときと夫婦旅

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575245424
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

中三の息子が家出した。行き先は氷見。慌てて連れ戻しに向かった母親のみゆきと父親の範太郎だが、息子はまだ帰りたくないという。倦怠期真っ只中の夫婦が、図らずも富山に滞在することに。鉄軌道王国の富山にはしゃぐ鉄道オタクの夫に対し、不満が募る妻……。富山県内の観光名所や鉄道を舞台に描く、夫婦のドタバタロードノベル。

内容説明

中三の息子、昴が家出した。行き先は富山県の氷見。慌てて連れ戻しに向かった母親のみゆきと父親の範太郎だが、昴はまだ帰らないという。倦怠期真っ只中、ほぼ口も利かなくなっていた夫婦は、昴が帰ると約束した日まで富山に滞在するはめに…。鉄軌道王国の富山に浮かれる鉄道オタク夫に、妻はイライラが募るばかり。行く先々で衝突の絶えない夫婦、果たしてどうなる!?そして、息子が家出した理由とは?

著者等紹介

梛月美智子[ヤズキミチコ]
1970年神奈川県生まれ。2002年『十二歳』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。07年『しずかな日々』で野間児童文芸賞、08年坪田譲治文学賞、17年『明日の食卓』で神奈川本大賞、20年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』で小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いつでも母さん

203
楽しかった~!本音炸裂に笑ったりムッとしたり、考えさせられたりしながらも一緒に旅をした気分が心地良い。あぁ、これはもう富山に行きたい。富山を食べたい。富山に心を持っていかれてしまった。(私は『鉄』ちゃんではないけれど)賢いのは息子・昴。彼のお陰でこれまでを思い、これからを思案する夫婦旅が可笑しくもリアル。そうなのだ、この夫婦『似たもの夫婦』なのだ。それでも私は妻なのでみゆき目線で読んでしまう(笑)まだまだ夫の言動に不安は尽きないので、この夫婦のその後を読みたいと思うのは私だけじゃないはずだ!お薦めです。 2022/08/21

のぶ

170
暗さや深刻さのない楽しい小説だった。事の始まりは中三の息子、昴が家出するところから始まる。原因は分からないが行先は富山県の氷見の友人の家だと分かる。母親のみゆきと父親の範太郎は連れ戻すべく準備を始める。この夫婦は倦怠期で日頃あまり会話がない。新幹線に乗り富山に向かうが、なぜかすぐには昴の所には向かわず、観光をしたり鉄道に乗ったりして楽しんでいる。範太郎は鉄オタ。昴に会い家出の原因を突き止めるとそれは思わぬ事だった。グルメや観光地が多く出てきてほんわかした家族小説だった。全体を通して面白かった。2022/08/09

モルク

148
中3の息子昴が学校を無断欠席し友人のいる氷見に家出。母みゆきと父範太郎は急遽富山に向かう。鉄道好きの範太郎は一人ハイになっていく。同じ家に住んでいても殆ど話すこともなくお互いに関心も持たなくなったふたりの旅はどうなっていくのか。「は?」というみゆきの口癖と範太郎の語尾につく妙な笑いが鼻につく。実家問題も煮えきらないし、嫌なことはどんどん後回しにするタイプだよね。それにつけ昴君はいい子だなあ。去年富山旅行をしたがその時訪れた所が出てきて、また富山に行きたくなった。2023/04/21

Kei

141
無断で、富山に引越した友人宅を訪ねた中学生の息子を迎えに行く中年夫婦のお話し。きときとは、富山弁で新鮮な、の意。富山の名所、名物がいっぱいです。ただ、この話し、コメディの体をとっていながら、なかなか深刻な話し。酒や博打、女にうつつを抜かし、家庭を顧みないのではなく、ごく平均的な善良な市民、日本男性の家庭での無自覚な言動が赤裸々になる。当人も育った家庭もわかっていないから、おかしさがわからず、関わると、妻が消耗するだけ。冷静に見ている息子のほうが希望がある。旅に様々な立場の女性たちも登場。考えさせられます。2022/10/25

みかん🍊

131
明日にでも富山に行ってしまいたくなる観光情報満載でしたがそんな呑気な旅日記ではなく、中3の息子が突然の家出、真面目で大人しい息子が何故、富山へ引っ越しした友人の家にお世話になっていると知った母は迎えに行く事に、冷戦状態の夫は仕事と言っていたくせに急に一緒に行くと言い出す、実は鉄の夫は鉄道王国の富山に行きたくなっただけ、この夫の笑い方や言い方に始終イライラさせられる、鉄道旅や風景の美しさや美味しい食べ物に癒やされる、夫婦の向き合い方に少しは変化が生じるが、一番成長して大人だったのは息子でした。2022/10/12

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