出版社内容情報
専門家のノウハウを凝縮!
大規模言語モデル「GPT」のシステム実装法
ChatGPTを支える大規模言語モデル(LLM)「GPT」などをシステムに組み込むための「Azure OpenAI Service」(Azure OpenAI)を実際に活用するための実践ガイドです。Azure OpenAIを使えば、企業がLLMを活用する際に懸念となる社内データの漏洩を防ぎながら、社内の独自データに基づく受け答えも可能なシステムを容易に構築できるようになります。
本書ではAzure OpenAIとその周辺AIサービスが備える次のような機能をサンプルコードを使いながら、詳しく解説します。
・GPT-3やGPT-4に多様なパラメータを設定してチャットの受け答えを確認できる「Azure OpenAI Studio」
・自然言語による検索(Embedding)も得意な「Cognitive Search」
・LLM用ライブラリの「LangChain」と「Semantic Kernel」
・AIの処理フローをGUI上で容易に構築できる「プロンプトフロー」
・Meta(Facebook)のLlama 2などオープンソースのLLMも活用できる「モデルカタログ」
・LLM自体に独自のデータを学ばせる「ファインチューニング」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masataka (まさたか)
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各種概要の説明と手を動かすハンズオンの説明の配分がよく、全体観をつかみながら手足も動かせる。AOAIの解説書は、次のように大概似たような章立てになることに気が付いた。AOAIの概要、プロンプトエンジニアリング、Azure OpenAI Studioとプレイグラウンドの使い方、AOAI単独では実現できないこと(RAG, On your data, LangChain, Function Calling, ファインチューニングなど)2024/11/20
pandas
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LLMの基本的な知識とAzure OpenAIを利用する際の手順などがあった。AzureのOpenAIの概要を知るにはいいと思う。Azure OpenAIについての知識はほぼゼロだったがこれを見ながらなら構築はできそうなものの、いいプロンプトの書き方、ファインチューニングなどAIの精度を上げるノウハウのようなものは少ない。2024/01/21
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