感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tonnura007
11
業務スーパー店内の様々な仕掛け。冷凍食品ケースやパッケージデザイン、客として全く気づかなかったが、言われてみると成程と思うことばかり。原価から利益を考えて販売価格を決めていては差別化はできず、販売価格を決めてから製造コストを考えるというのは目から鱗。 印象的なのは段ボールのまま商品を売ることを真似しても業務スーパーと同じ商売ができるわけではないと沼田氏が言っておられたこと。「細胞レベルまで分解する」ことを軸に合理的に仕組みを考えることの積み重ね、それにより今の業務スーパーの姿になったことがよくわかった。2024/03/08
みこよこ
6
業務スーパーは中国製の冷凍食品を安い値段で大袋で売ってる店という認識でしたが、その考えはちょっと変わりました。おいしいか安全かといえばyesとは断言できないけど、真似のできないビジネスモデルだということ。現在は業務スーパーからは退き、エネルギー事業を手がけているとのことで、期待しています。2024/01/23
TadashiK
4
★★★☆☆業務スーパーという畑違いの分野の話だが、アイデアを練って工夫し試行錯誤しながらビジネスを軌道に乗せた過程はとても面白く参考になった。2024/04/03
Go Extreme
3
変な商品・合理性:細胞レベルまで分解し考える 変編的な商品をローコストで製造・オンリーワン商品 信数を絞って量を増やす 合理性→変な商品 原因の原因をさかのぼる ロイヤルティ1%:看板・高速道路の標識の色み 業務用以外に賞賛なし 後追いでもトップになれる市場 売り場居合をいじめる→販管費↓ 変な工場再建:一点集中 自分の頭で理解してこそ 経営者が専門家になる 原理原則→細部 信じて、念じて、考え抜く→活路・勝つ方法 スピード感 こうして生まれた:計画ありき→利益 他人は実績しか信じない 受け継がれるドル箱2024/01/31
吉村武
2
読み始め:240420、読み終わり:240426。この本は、マーケティングと経営の基本的な考え方/スキルが分かりやすく書かれておりとても良い本(後半部分は、ご本人のキャリアや足跡?)。ヤマト運輸創業者の小倉昌男さんの経営学と同等の良書と思います。2024/04/26