出版社内容情報
その保険、あなたに本当に必要ですか?―― 入るべき生命保険は「たった1本」、老後に保険はいりません。保険に入りすぎている「五十嵐夫婦」の素朴な疑問に、保険商品の仕組みから業界の裏事情まで知る著者が、とことんやさしく答えていきます。
【MC加藤浩次】さんの「保険」YouTube動画で話題沸騰の著者、待望の最新刊!
経済評論家・山崎元氏 推薦
「一回の相談で、一生分の納得 ― 保険の本質をシンプルに説く優しい声が聞こえてきます」
◎こんな疑問や悩みに答えます。
・「医療保険」は本当に必要?
・がん家系なので「がん保険」が気になる。
・「掛け捨て」の保険は、損なのでは?
・「終身保険」の保険料が重く、家計を圧迫している
・自営業者は「就業不能保険」に入るべき?
・子どもが生まれたら「学資保険」に入るべき?
・老後資金が心配。銀行預金より、保険のほうがお金は増えるのでは?
・投資は怖い。保険のほうが安心なのでは?
・今、保険を解約したら損してしまう。
・販売員と付き合いがある。提案を断るいい方法を知りたい。
・将来の国家財政が不安。民間の保険で備えるべきではないか? ……など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cozy
16
この本がきっかけで我が家の会計改善が大幅に進みました。 自分自身、日本の保険制度(健康保険・国民健康保険など)がどれだけ充実しているのか理解できていなかった。これを理解すると私も含めてどれだけ多くの日本人が過剰な保険に入ってしまっているのかが分かる。そもそも保険の本質とは?ぜひ多くの人に手に取って頂きたい1冊。 我が家では子供たちも独立していることからそれまで入っていた特約付き終身生命保険やがん保険などを解約。数百万単位の解約返戻金と毎月の積立金を新NISAで運用することに。 2024/01/07
ほじゅどー
11
★★★生命保険は入るほど損。特に外貨建て貯蓄型保険はぼったくり商品。子育て中の世代が入るなら、世帯主の死亡に備える「収入保障保険」1本でいい。ちなみにこれは失業保険ではない。期間限定の死亡保険なので保険料が割安。だから保険販売員があまり売りたがらない商品。2024/08/07
まるお I サクッと良本を学ぶ📚
9
保険は仕方なく入るもの。自分のお金で対処できるならば保険はいらない。保険で備えるのに向くのは、①めったに起きないこと、②自己資金では対応できない大金が必要になること、③いつ起こるかわからないこと。加入すべき人は自立していない子供がいる世帯主。期間限定で。国の健康保険は最強の保険。学資保険は不要。高額療養費制度と遺族年金はすごい制度でそれを考慮する。入るなら掛け捨て保険のみ。病名別の保険は不要。老後の医療費は1ヶ月7000円くらいなもん。保険をよく知るプロほど保険に入っていない。保険は安心をお金で買うもの。2024/05/04
静岡茶
8
保険はまったく勉強しておらず、進められるがまま適当に契約してしまっていたことに気付かされる。 まさに、本を読むだけでなく、行動に移さなければ意味が無い典型的な本2024/03/25
turtle
7
実にためになりました。これまで随分無駄なことをしてきたなぁ、という実感。健康保険に加入しているのに、それよりも条件の悪い民間の保険に入る合理性はない、お金を残すなら、こうしましょう、とわかりやすく教えてくれます。ちょうど新NISAも始まるし、仕切り直しには良いタイミング。 2023/12/16