看取りの技術―平方流上手な最期の迎えさせ方 (改訂版)

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看取りの技術―平方流上手な最期の迎えさせ方 (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784296203314
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C3047

出版社内容情報

 「私はもう長くないのですね」と患者さんから言われたとき、あなたは“上手”に答えられますか? 人は誰しも、人生の終わりを1回だけ迎えます。周りの人たちにとっても、その人の命の終わりは1回きりです。そのたった1回の最期が、納得がいかなかったり、不安で一杯だったり、満足できないものだったら、本人も無念でしょうし、看取った家族にも医療者にも後悔が残ります。
 そんな事態を避けるには、医療者が看取りに対する知識や技術を身に付け、死の前後の時間を皆が安心して過ごせるようにサポートする必要があります。でも、それらを学ぶ機会はほとんどないのが実情です。
 本書では、30年にわたって、3000人以上を看取ってきた緩和ケア医である筆者が、試行錯誤の末に編み出した独自のノウハウを余すことなくお伝えします。非常に分かりやすく、実践的に記載されているので、医師だけでなく、看取りに関わる全ての医療従事者の参考になるはず。満足度の高い看取りを実現するために、ぜひご一読ください!


【目次】

第Ⅰ章 なぜ今、看取りの技術が必要なのか
1.本人も家族も納得できる看取りを
変化する「看取り」
「看取りの医療」が必要とされる理由
後悔のない最期を迎えてもらいたい
看取りとは「山登り」のようなもの

2.「 理不尽な死」を減らすために
死とうまく付き合おう
「良い看取り」が社会に利益をもたらす

3.ACPと真摯に向き合う
3つの用語は何が違う?
 ●ACPの本質は「プロセス」にある
 ●人生会議は本人と家族が中心
 ●ACPと重なる意思決定支援は「難問」
現場ごとに異なる「ACPに求められること」
 ●急性期の現場:判断の即時性と介入の是非
 ●施設:療養場所の選択
 ●在宅医療、一般外来:価値観の共有とQOLの最大化
ACPの始め方、進め方
 ●ACP は導入が最も難しい
 ●話を始めるタイミング
 ●結論の先送りが「正解」のことも

4.看取りに関わる医療者の7つの心得
①死から逃げない
②コミュニケーション能力を養う
③強力なお膳立てをさりげなく
④予後予測の方法を知っておく
【コラム】予測不能な人間の不思議な「力」
⑤最初の面談こそ丁寧に
⑥良い説明は事前準備から
【コラム】面談票の書き方の工夫
⑦患者の「最後の希望」を叶える配慮を

第Ⅱ章 がん患者の看取りは「老衰」を目指そう
1.理想的な死に方「老衰」を考える
どうなったときに、人は死ぬのか
「老衰で死ぬ」とはどういうことか?
がんは急速に年を取る病気

2.老衰とは大きく異なる経過で死に至る4つのパターン
①肝不全が出現する場合
 ●転移性肝癌は進行が速い
 ●黄疸や意識障害が出てからの経過は速い
 ● 速いパターン」をどう見極める?
 ●【ケースに学ぶ】 肝実質性黄疸と閉塞性黄疸の違いは?
 ●体力の消耗と便秘は増悪因子
 ●肝破裂で急に亡くなることも
②呼吸困難が出現する場合
 ●予後が極めて悪いがん性リンパ管症
③出血を来す場合
④頭蓋内病変を伴う場合
 ●呼吸・体温中枢の障害に注意
老衰に近付けるために
【コラム】急変時の家族への対応

3.看取りの手順 ~私の工夫~
事前準備をぬかりなく
「そろそろ呼吸が止まりそう」なとき
死亡確認の実際と注意点
家族の「グリーフケア」にも配慮

第Ⅲ章 こんなとき、私はこう対応している~納得できる説明の工夫~
1.「悪い知らせ」の伝え方
傷付けないための伝え方の工夫
「本人に告知しないでほしい」と言われたら
予後予測の限界を説明する
患者の認識のずれを解消する
家族の安心や納得のために
【コラム】がんの病名を伝える際には

内容説明

「私はもう長くないのですね」。こう言われたとき、”上手”に答えられますか?30年にわたって3000人以上を看取ってきた緩和ケア医が試行錯誤の末に編み出した独自のノウハウ。

目次

第1章 なぜ今、看取りの技術が必要なのか(本人も家族も納得できる看取りを;「理不尽な死」を減らすために;ACPと真摯に向き合う;看取りに関わる医療者の7つの心得)
第2章 がん患者の看取りは「老衰」を目指そう(理想的な死に方「老衰」を考える;老衰とは大きく異なる経過で死に至る4つのパターン;看取りの手順~私の工夫~)
第3章 こんなとき、私はこう対応している~納得できる説明の工夫~(「悪い知らせ」の伝え方;「老衰」を阻むつらい訴えに対応する;患者や家族の悩み、質問にどう答える?)

著者等紹介

平方眞[ヒラカタマコト]
愛和病院(長野県長野市)副院長。1990年山梨医科大学(現・山梨大学)医学部卒。武蔵野赤十字病院、町立厚岸病院、自治医科大学血液内科を経て、1994年に諏訪中央病院(長野県茅野市)に着任。訪問診療を中心に緩和ケアを開始し、1998年、緩和ケア病棟の新設に伴い、緩和ケア担当医長に就任。2009年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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