出版社内容情報
両親と離れて住んでいて、これから介護がどうなるか気になっている人は多いでしょう。両親のうちどちらかが先立ち、残ったもう一人の親の見守りをどうするかが大きな課題になっているという方もいるでしょう。放っておくのも心配だし、かといって同居や施設への入居は生活環境の変化やお金の問題など、頭の痛い問題が待ち受けています。介護離職や介護離婚といったことも実際に起こっています。親も子も、できることならそれまでの生活をなるべく変えずに続けたいというのが本音でしょう。
そういった人の手助けになるのがスマホを使った見守りを実現する「見守りテック」と「スマートホーム」です。ちょっとした機器を入れることで、親も子も負担感少なく、安心を手に入れられます。大規模な工事や、費用負担もなく少しずつ始められるのもメリットです。「離れて暮らす親を見守りたい」というニーズを抱えている方であれば、導入することできっと安心感がアップしますし、リスクと無駄な労力を減らすことができると思います。
本書は実際に親の手助けのためにDIYで実家をスマートホーム化した筆者が、経験を元にどういう機器をどう使うことで安心を手に入れたかを手ほどきします。
スマホ見守りは見守る側だけでなく、親にとっても負担やストレスの解消につながります。その結果、親子のコミュニケーションもより円滑に進むようになるかもしれません。一人でも多くの人の手助けになることを期待します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Chihoish
1
独居の親がいるので共感する部分が多く、とても参考になった。少し厚いけれどすらすら読める。公式サイトも参考にして親の家のスマート化をしていきたい。2024/03/03
ゼロ投資大学
1
同居は難しいけれど離れて暮らす親が心配な人が、スマホで扱えるスマート家電で親を見守っていく。親が年齢を重ねて身体の自由が効かなくなってきたけど、いつ終わるかわからない介護に二の足を踏んでいる人に良い選択肢となるだろう。見守りテックを使って、親が急に倒れたりしていないか確認できたり、エアコンを遠隔操作したりして親の体調管理をできるようにする。離れていてもテクノロジーを使って、常に相手の無事を確認できる環境を用意することは必要だろう。2024/03/01
skr-shower
1
同居していても必要な技がたくさん。スマホだけでなく”アレクサ”も必要か…2024/01/08