出版社内容情報
●マイクロソフトが、Excel上でPythonが使える「Python in Excel」を発表!
●これからはVBAだけでなく、Pythonプログラミングのスキルも必須になる!
●Excel VBAユーザーがスムーズにPythonを習得するためのポイントを徹底解説!
●ファイル処理だけでなく、Excel自体を操作する外部ライブラリ「xlwings」の活用法も紹介!
本書は、Excel VBAを普段お使いの方を主な対象としたプログラミング言語「Python」の入門書です。VBAとPythonが、どんなところが似ていてどんなところが違うのかを明確にすることで、Excel VBAユーザーの皆さんが、容易にPythonの基本を理解できることを目指しています。
例えば、Pythonのfor文はVBAのFor~NextではなくFor Each~Nextに似ています。PythonのリストはVBAの配列に似ていますが、もっと操作しやすくて便利です。Pythonの文字列はオブジェクトであるため、単なるデータであるVBAの文字列操作と、かなり異なったコードを書く必要があります。
一般的なPython入門書を使ってPythonを学習する場合、こういった違いを自分で読み取り、理解する必要があります。本書はそのような違いを明確にすることで、VBAユーザーの皆さんがPythonをより速く習得できるように工夫しています。
2023年8月、マイクロソフトはExcelのワークシート上でPythonを使えるようにする「Python in Excel」を発表し、そのベータ版を公開しました。これを知って、「いよいよPythonを学ばなければ」と思っている方もいらっしゃるでしょう。Python in Excelが正式公開されたときに戸惑いなく活用を始められるよう、本書でPythonの基本を身に付けておくとよいでしょう。
★ページが180°開く特別製本(コデックス装)なので、手を離しても本が勝手に閉じません!
★両手をキーボードに置いてコードを入力しながら、快適に読み進めることができます。
内容説明
VBAはもう古い?話題のPythonを速習!Excel VBAとPythonの共通点と決定的な違いを理解する。データ型、文字列操作、条件分岐、繰り返しなどの基本をマスター。外部ライブラリ「xlwings」を使えばExcel自体を操作できる。
目次
第1章 Pythonをインストールしよう
第2章 コードを入力・実行してみよう
第3章 スクリプトを作成・実行してみよう
第4章 条件分岐とブロックを理解しよう
第5章 変数とデータ型を意識しよう
第6章 ループ処理を理解しよう
第7章 文字列を操作しよう
第8章 配列より便利なリストを操作しよう
第9章 標準ライブラリを使おう
第10章 外部ライブラリを使ってみよう
第11章 PythonでExcelを操作しよう
著者等紹介
伊藤潔人[イトウキヨト]
2003年よりMicrosoft OfficeのTipsなどを紹介するブログ『インストラクターのネタ帳』を運営。2008年よりMicrosoft MVPを連続受賞。2012年頃から社会人向けプログラミング学習の入り口としても有効なVBAに注力。近年はビジネスの現場で活用が広がったPythonの入門書なども、主にVBAユーザーに向けて執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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