半導体立国ニッポンの逆襲―2030復活シナリオ

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半導体立国ニッポンの逆襲―2030復活シナリオ

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784296202492
  • NDC分類 549.8
  • Cコード C0034

出版社内容情報

 2022年11月11日。この日、初めて公となった新会社ラピダスは、日本半導体復権のけん引役となるべくして生まれた。その使命は、日本国内で最先端半導体を量産し、過去30年の遅れを取り戻すことである。2027年の実現を目指す。
 設立から5年後に量産開始――。字面から受ける印象以上に、その目標の達成は難しい。日本が世界において半導体製造の最先端にいた30年前は、もはや遠い昔。人も製造のノウハウも日本にはほとんど残っていない。そこで、日本政府が資金援助も含めてラピダスを全面的にバックアップし、米IBMからノウハウを導入するのだという。しかし、IBMは量産技術を持たない。たとえ量産にたどり着けても、そこから先がさらに重要だ。量産はできたが「お客はいなかった」では未来がない。世界中で争奪戦が繰り広げられる半導体人材の確保も頭の痛い問題だ。果たして、あと5年でこうした課題をクリアし、再び半導体立国として復活できるだろうか。
 本書では、半導体業界の現在の姿、ラピダス設立の裏側にある日米の思惑、失敗続きの国家プロジェクトなどをひもときながら、日本半導体の未来を見通す。

内容説明

激化する米中対立。懸念される台湾有事。新しい戦争の形を見せるウクライナ戦争―。戦略物資となった半導体確保を巡り、期せず巡ってきたラストチャンス。かつての世界一も今は昔。日本は、この機に乗って復活できるのか?!

目次

第0章 プロローグ
第1章 ラピダス、始動
第2章 経産省が描く復活シナリオ
第3章 死んだ自由貿易
第4章 米国が狙う新サプライチェーン
第5章 「国プロ」の黒歴史を越えて

著者等紹介

久保田龍之介[クボタリュウノスケ]
日経クロステック/日経エレクトロニクス記者。2020年九州大学大学院人間環境学府修了。同年に日経BPに入社。電機業界を中心に半導体やロボット、デジタルツインなどの取材に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫の煙

9
ラピダスについては懐疑的な意見が多いが、個人的には非常に期待している。台湾、韓国が成功しているのだから、必ず日本もできる、と思いたい。その為には、人材育成が欠かせない。国の将来は教育にかかっているのだが、教員不足の実態に不安になる。2024/05/22

ぬらりひょん

7
とても勉強になった。ラピダスのニュースを聞いた時、これまで何度も聞いたような話で、国が絡んでいる時点で絶対失敗すると思った。読後もタイトルの「逆襲」に疑問符は残るが、これが最後の機会であることは同意見。今回のラピダスに対する2兆円の国費の出費が、これまでの投資のように泡と消えないといいけど。半導体も大事だけど、半導体ではお腹は膨れない。農業や酪農はどうするの?と考えてしまう。2024/05/13

Kyo-to-read

5
日本の半導体産業のスナップショットを捉えるべく、読書。この前に読んだ「Rapidus」本を受けて、客観的視点での解説も読みたいとの気持ちもあり。これまでの官製プロジェクトが失敗してきた理由として、参加企業のエゴやプロダクトアウトに起因した製品設計の結果としての需要不足が挙げられているが、Rapidus自体も後者は克服できていない中でのスタートであり、さらに開発、製造はできても量産の経験がない中で安定的な供給をできるか等イシューは少なからずあるように見える。ただもはや後が無いのも事実であり、成功を祈りたい。2023/10/14

ぼんすけ

2
この業界で働いているものとしては、客観的、俯瞰で見るとそうなんだ、という発見があった。外資半導体企業で働くことはこの国にとってどういうことなのか考えさせられるが、結局は国内企業に見捨てられたエンジニアとしては生きるために外資で働くしか選択肢は無かったという背景があり、モヤモヤ感は否めない。あ、書評で書くことじゃ無いか。。2024/05/12

ゼロ投資大学

1
かつては世界での半導体製造でリードしていたこともある日本は、大きく凋落した。しかし、半導体の重要性はかつてないほど増しており、自国での製造能力を持つことは国家戦略に欠かすことはできない。官民が一体となって推進するラピダスは、半導体製造の能力を有した世代が経営トップとして逆襲を図るラストチャンスだ。解決すべき課題は無数にあり、日本の総力を結集しても成功するかはわからない。それでも半導体立国として再び世界をリードするために、ラピダスの成功を応援したい。2024/02/15

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