内容説明
ビジネスに欠かせない自然・生物多様性を保全し、増やす「ネイチャーポジティブ」経営の世界動向を解説。アップルからネスレ、花王、丸紅、BNPパリバなど企業・投資家の事例を満載。新入社員から経営者まで、自然資本・生物多様性・TNFDをイチから手ほどき。ネイチャーポジティブ決定本!
目次
第1部 ネイチャーポジティブ最前線
第2部 キーパーソンの声を聞く
第3部 先進企業のネイチャーポジティブ経営を知る
第4部 持続可能な調達の現場を知る
第5部 金融機関の自然への投融資を知る
第6部 TNFDや評価ツールを知る
第7部 法律や戦略、用語を知る
著者等紹介
藤田香[フジタカオリ]
日経ESG編集シニアエディター/SDGs事業センター、兼、東北大学グリーン未来創造機構/大学院生命科学研究科教授。富山県魚津市生まれ。東京大学理学部物理学科を卒業し、日経BPに入社。「日経エレクトロニクス」記者、「ナショナルジオグラフィック日本版」副編集長、「日経エコロジー」編集委員、「日経ESG経営フォーラム」プロデューサーなどを経て、現職。生物多様性や自然資本、持続可能な調達、ビジネスと人権、ESG投資、SDGs、地方創生などを追っている。環境省中央環境審議会委員、東北大学教授などの他、富山大学客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Takateru Imazu
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ESGとTNFD時代のイチから分かる 生物多様性・ネイチャーポジティブ経営 著:藤田 香 森林や海洋、農地、そこに暮らす野生生物たちを保全し、それらの天然資源を上手に利活用しながら折り合いをつけていく経営が企業に求められるようになってきた。「生物多様性に配慮した経営」、言い換えると「自然資本経営」、「ネイチャーポジティブ経営」が重要であり、中核的な経営課題になりつつある。 TNFDが企業に求める自然の開示は、企業が既に取り組んでいる開示の枠組みなどど整合したものにするとしている。2024/04/24