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出版社内容情報
上長になって悩むあなたへ
医療現場・経営の双方に精通する裴英洙氏が上司力アップの秘訣をやさしく解説
「管理職に任命されたが、部下をどうまとめればよいのだろう? 経営にも関わらなきゃいけないし……」。臨床一筋だったため、上長になって初めてマネジメントに悩む医療従事者は多いでしょう。本書は、チームビルディングや集患対策、クレーム処理といった管理職の“心得”を分かりやすく解説しました。論理的な思考法や経営分析の手法なども紹介しています。管理職としてスムーズな第一歩を踏み出すため、本書をご活用ください。
◎本書の4つの特長
特長1 マネジメントのポイントを分かりやすく解説
特長2 新人管理職が奮闘・解決する小説仕立てで身近に
特長3 コロナ禍や働き方改革などで生じる課題にも対応
特長4 現場で役立つ理論的思考法や経営分析手法を紹介
内容説明
医療従事者にとって、管理職への昇進は大きな転機です。これまで臨床一筋だったために、部下の育成やマネジメントは全くの初心者。何から勉強すればいいか分からない―。こうした声をよく聞きます。本書は管理職1年目の人でもスムーズに読めるよう、医療現場で起こりがちなケースを基に、上司としての実践的なスキルをまとめました。そこからさらに、ロジカルシンキングやSWOT分析など、本格的な経営技術にも触れています。かじ取りが大切な経営者に挑戦する“入り口”として本書をご活用ください。
目次
1 春 管理職になったらこれだけは知っておきたい!(なぜうちの職員はすぐ辞めてしまうのか―見抜け!「辞めるサイン」、こまめな声かけで食い止める;カリスマ医師は病院に必要なのか―「ミスを指摘できない」属人的経営に陥る落とし穴が… ほか)
2 夏 部下の心をつかむには(職員満足度調査に不満爆発、「何のため?」―本当の“満足”につながる調査のやり方とは;困った問題職員が登場!どう指導?―放置すると“悪貨が良貨を駆逐する”状況に陥ることも ほか)
3 秋 部署のピンチはこう対処しよう(迷惑千万、パワハラ医師がやって来た!―部下を守るために鍵となる経営者をどう動かすか;自分の病院の強み・弱み、把握してる?―運営方針を立てる前に「SWOT分析」で現状を知る ほか)
4 冬 最強の組織へ。ここが上司力の見せ所(なぜ仕事を部下に任せられないのか―部下との信頼関係を築くポイントはこれだ!;退職勧奨…その前にやるべきこと―最低限の労働法規とトラブル回避術を知る ほか)
知っておくと役立つ!思考と経営分析の手法(参考図書と推薦図書)
著者等紹介
裴英洙[ハイエイシュ]
慶應義塾大学大学院特任教授、ハイズ(株)代表取締役社長。1972年奈良県生まれ。金沢大学第一外科に入局、急性期病院にて外科医・病理医として勤務。勤務医時代に病院マネジメントの必要性を痛感し、慶應義塾大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)でMBA(経営学修士)取得。現在、各地の病院経営のアドバイザーとして活躍中。慶應義塾大学特任教授はじめ複数の客員教授も務め教鞭を取る。厚生労働省「医師の働き方改革に関する検討会」や「医師需給分科会」の公職を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。