出版社内容情報
『メンバーシップ型』でも『ジョブ型』でもない、
2つを超越した人的資本経営の姿がここにある
DX推進に大切な、ひとの変革。
人的資本開示も表面的KPIとなる可能性が否めません。
日本特有の雇用環境を踏まえた変革の進め方とは。
著者と「伊藤レポート」の伊藤邦雄・一橋大学名誉教授との対談を収録。
内容説明
『メンバーシップ型』でも『ジョブ型』でもない、2つを超越した人的資本経営の姿がここにある。
目次
第1章 失われた40年にしないために―日本企業は、本当に「ひとを大切に」してきたのか(30年続く日本経済の停滞;この30年に何が起こったのか ほか)
第2章 過去の慣習でもたらされた戦略なき人事制度―戦後の日本企業の歩みにみる、人事制度の本質的な課題(戦後の日本企業の歩み―そのビジネスモデル・戦略と人財像とは;日本の企業組織が抱える構造的な問題―環境・人財像の変化についていけない! ほか)
第3章 日本企業が目指すべき人財X(トランスフォーメーション)(人財Xとは?;今、日本で進行中の「ジョブ型」とは? ほか)
第4章 日本独自の「モデル3.0」を目指す人的資本経営とは―“対談”伊藤邦雄氏(一橋大学CFO教育研究センター長、同大学経営管理研究科経営管理専攻名誉教授)(人的資本経営の本質は未来志向であること;人的資本開示の義務化を「経営のレベルアップ」に繋げよ ほか)
第5章 人財Xで日本企業の活力を取り戻せ(経営者は「人財」に思いを馳せよ、思考せよ;日本企業には「変わってはいけない部分もある」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
朝露
1
          
            労働者を経営資源(費消する存在)ではなく資本(資産に形を変えるもととなる存在)として捉えなおすのが「人財」という概念とのこと。また、いわゆる欧米型のジョブ型でも、日本旧来のメンバーシップ型でもなく、著者は新たな日本型人事制度として重要な3つのコンセプトを提唱している。①育てる人事 ②多用なキャリアパスの提示と支援 ③能力、成果主義の徹底。私としては安心して働ける環境は大前提として、個人としてもどういう経験を積みたいか、キャリアを十分に考えることが大事だと感じた。2025/09/25
          
        そうきちざえもん
1
          
            管理職として自らのマインドの持ち方、メンバーにどう育ってもらうのかのヒントがもらえた。2023/10/22
          
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