出版社内容情報
【大国のはざまで苦悩する各国の思惑を解明】
西半球を最優先するドンロー主義を打ち出し、秩序の溶解を一気に加速させた米トランプ大統領。ドンロー主義は米中G2による勢力圏の確立につながるのか、それとも米中が覇権を争う新たなグレートゲームの始まりか。米中対立の影響を最も大きく受けるアジア各国は、対外関係も再構築を余儀なくされている。韓国の実用外交、インドの戦略的対応からタイ・カンボジア国境紛争、中国の裏庭化する小国の実態まで域内各国の対外政策を徹底解剖。
【目次】
序 章 揺れる米中関係(國分良成)
第1章 流動化する国際秩序と米中関係(藤井彰夫)
第2章 習近平政権の対米戦略(山口信治)
第3章 激化する日中対立(高橋哲史)
第4章 「実用外交」で米中バランス探る韓国(伊集院敦)
第5章 台湾企業の対外投資で進む「脱中入北」(山田周平)
第6章 ASEAN、中国の攻勢で揺らぐ共同体(遠西俊洋)
第7章 インドネシア 全方位・実利外交アクセル(地曳航也)
第8章 長期化するタイ・カンボジア国境紛争(外山文子)
第9章 不確実性の時代におけるベトナム外交(石塚二葉)
第10章 インドシナ半島の小国で進む中国の裏庭化(清水泰雅)
第11章 米中ロのパワーゲームに対応するインド(山田剛)
終 章 対中劣勢時代の日本政治(五百旗頭薫)
内容説明
大国のはざまで苦悩する各国の思惑を解明。ドンロー主義を掲げる米国に長期戦の構えで対応する中国―。日本、韓国、インドネシア、ベトナム、タイ、カンボジア、インドなど域内各国は、どのように対外戦略を再構築しているのか。各地域の専門家が最新情報に基づき、深層解説。
目次
序章 揺れる米中関係 対立と協調の間(國分良成)
第1章 流動化する国際秩序と米中関係 トランプ「ドンロー主義」の衝撃(藤井彰夫)
第2章 習近平政権の対米戦略 誤認・対立・対話のサイクル(山口信治)
第3章 激化する日中対立 先鋭化する中国の「経済武器」(高橋哲史)
第4章 「実用外交」で米中バランス探る韓国 李在明政権、自主性確保へ綱渡り(伊集院敦)
第5章 台湾企業の対外投資で進む「脱中入北」 変わるインド太平洋のIT供給網(山田周平)
第6章 ASEAN、中国の攻勢で揺らぐ共同体 米国の支援乏しく「中心性」不透明に(遠西俊洋)
第7章 インドネシア全方位・実利外交アクセル 「米=安保・中=経済」すみ分け綻び(地曳航也)
第8章 長期化するタイ・カンボジア国境紛争 米中など外部の調停にも限界(外山文子)
第9章 不確実性の時代におけるベトナム外交 対中・対米関係を中心に(石塚二葉)
第10章 インドシナ半島の小国で進む中国の裏庭化 バランス外交模索も米国の影響力低下(清水泰雅)
第11章 米中ロのパワーゲームに対応するインド 国益最大化へ多角的外交を推進(山田剛)
終章 対中劣勢時代の日本政治 明治中期と現代(五百旗頭薫)
著者等紹介
國分良成[コクブンリョウセイ]
元防衛大学校長、慶應義塾大学名誉教授。1953年生まれ、76年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、81年同大学大学院政治学専攻博士課程修了、81年同大学法学部専任講師、85年助教授、92年教授、2012年防衛大学校長、21年退任
藤井彰夫[フジイアキオ]
日本経済新聞論説主幹。1985年に日本経済新聞社入社、経済部、国際部、ニューヨーク、ロンドン勤務などを経て、2012~14年にワシントン支局長、国際アジア部長、Nikkei Asian Review編集長、グローバル編集本部長、日本経済新聞論説委員長などを経て現職。早稲田大学政治経済学部卒
伊集院敦[イジュウインアツシ]
日本経済研究センター首席研究員。1985年に日本経済新聞社入社。ソウル支局長、政治部次長、中国総局長、編集委員などを経て現職。早稲田大学社会科学部卒。ジョージ・ワシントン大学客員研究員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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