半導体覇権―国家に翻弄される巨大企業

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半導体覇権―国家に翻弄される巨大企業

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  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784296125203
  • NDC分類 549.8
  • Cコード C0034

出版社内容情報

株式投資やビジネス判断に役立つ知識として、半導体産業を網羅的に把握したい人のための「日本と世界の行方を読むためのガイド本」!

スマホから自動車、ミサイルまで。現代社会は半導体なしでは立ちゆきません。

エヌビディア株の急伸、米政府によるインテル支援、TSMC誘致合戦、ラピダスの日本復活構想――これらの底流で各組織の思惑がどう絡み合っているのかを立体的に解き明かします。


▽本書の3つの特徴
①エヌビディア、TSMCなど巨大企業から米国や中国、台湾などの国・地域までを「生存戦略・安全保障・サプライチェーン」の視点で読み解く
②シリコンバレー、台北、ソウル、北京、東京で半導体の「今」を取材している日経記者たちによる解説
・企画・編集 細川幸太郎
・シリコンバレー=清水孝輔
・台北=龍元秀明
・ソウル=松浦奈美
・北京=多部田俊輔
・東京=向野崚
③冒頭に、主要プレーヤーが一目でわかるビジュアル解説を収録


【目次】

第1章 落日インテル 遠い盟主復権
 1 官民一体の救済劇
 2 シリコンバレーの盟主
 3 絶てるか負の連鎖 「技術経営」に回帰
第2章 AI覇権のエヌビディア、王者が背負う宿命
 1 米中両国が迫る踏み絵
 2 AI覇権築いた「ファンの法則」
 3 生成AIのその先へ
 4 忍び寄る影、王座防衛戦の号砲
第3章 盤石TSMC、最先端製造をけん引
 1 台湾の「半導体の盾」
 2 スマホも車もAIも
 3 伝説の男 張忠謀(モリス・チャン)
 4 「世界の財産」TSMCの死角
第4章 陰るサムスン、米中板挟みの韓国
 1 国家の命運担う韓国最大の財閥
 2 「困難な時こそ投資だ」 李在鎔会長の危機感
 3 今もサムスン悩ます「米中板挟み」
第5章 「自立自強」を推進する中国の半導体供給網
 1 中国共産党が目指す半導体供給網
 2 中国半導体3強、支える装置産業
 3 ファーウェイ主導の独自供給網
 4 トランプ米政権が中国を鍛える「バタフライ効果」
第6章 復権目指す日本
 1 「諦めるにはまだ早い」、ラピダス始動
 2 経産省の旗振りも空回り
 3 若返るか半導体人材、ラピダスが映す日本の課題
第7章 国家誘致で「拡散」へ
 1 「終着駅」インドの勃興
 2 半導体に経済成長託す、東南アジア
 3 落日の応酬、補助金テコに再興期す
 4 5年で100棟新設、国家介入で供給過剰を懸念

内容説明

スマホもクルマも止まる―我々の生活を大きく左右する半導体。世界の産業構造を網羅的に解説!本書の見所、産業構造をビジュアル解説、米台韓の巨大企業の動向、崖っぷち日本の再興戦略、中国・インドの次の一手は。

目次

第1章 落日インテル 遠い盟主復権
第2章 AI覇権のエヌビディア、王者が背負う宿命
第3章 盤石TSMC、最先端製造をけん引
第4章 陰るサムスン、米中板挟みの韓国
第5章 「自立自強」を推進する中国の半導体供給網
第6章 復権目指す日本
第7章 国家誘致で「拡散」へ

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

22
半導体業界と企業のいまを取材した本。落日のインテルからはじまるのが面白い。ほかエヌビディア、TSMC、サムスン、ラピダスあたりを重点的に扱っている。日経らしく業界地図/半導体ページもカラーで掲載などサービス満点。半導体の現在地を知るにはよい本。2026/03/08

MioCastello

12
革ジャンがトレードマークのNVIDIAのジェンスン・ファン。私は先日の米中首脳会談で彼がスーツ姿でトランプの訪中に随行していたのが印象に残っている。同じくトランプに随行したマスクは米国内のテスラ工場を停止させフィジカルAI生産に転換させた。日経新聞記事のまとめ本だから普段から日経に慣れ親しんでいれば読みやすい。今や半導体が世界を動かし趨勢を決めると言っても過言ではない状況。半導体業界を知れば近未来が予測できる。全てのビジネスパーソン必読の書かもしれない。 2026/05/23

Go Extreme

2
需要(AI+5G)→半導体=覇権⇔網脆弱性 国家介入:経済安保強化→自国拠点整備+巨額補助金⇔輸出規制+デカップリング 企業:地政学リスク↑→国家適応+拠点分散+供給網再構築+人材確保-技術流出 書籍:半導体覇権-国家に翻弄される巨大企業(日経) 2026/04/14

雪だるま

1
半導体は「産業のコメ」と言われ、ありとあらゆる電子機器に欠かすことのできない部品となっている。スマートフォンから自動車、ミサイルに至るまで、半導体の性能があらゆる工業製品の技術革新の中核を担う。かつてはインテルが半導体製造の王者であったが、技術革新の波に適応することができず、TSMCなどの半導体受託製造企業に技術力で後塵を拝し顧客を奪われてしまった。ChatGPTなどの生成AIの登場によって、膨大な計算能力が必要となり、生成AIの能力向上に必要なGPUを供給するNVIDIAの評価が大きく上昇した。2026/05/14

contradiction

0
半導体は技術的蓄積の産物であり、産業のコメであり、経済的安全保障に関わる重要な資源となった。そんな半導体産業の覇権をめぐり、米・日・韓・台をはじめとした各国政府、サムスンやNVIDIA、TSMCなどの大企業の歴史的展開を取りまとめた1冊。一応は安全保障上同じ傘にいる日・米・台・韓が経済的利害をめぐってはバチバチにやり合っていたり、今でこそ激しい対立関係にある中国が意外と台湾や日本の技術者を招聘していたり、単なる連合分断とは言い切れないのが面白い。日経らしい事実を重視した控えめな文体と、丹念な取材力が光る 2026/06/18

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