日経プレミアシリーズ<br> 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学―慶應大学SFC最終講義

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日経プレミアシリーズ
人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学―慶應大学SFC最終講義

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  • サイズ B40判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784296124381
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C1211

出版社内容情報

『言語の本質』『学力喪失』『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』の今井むつみ氏の、
慶應大学SFC最終講義!

「人は、わかっていても間違え、偏った視野をもち、誤解するもの。
だからこそ、どう学び、人とつきあい、社会を生き抜いていくかを考えることが大事。
そのために、認知科学からの知恵とエールをみなさんに贈ります。」

認知心理学のものの見方・考え方が、
複雑で、正解のない世界と対峙し、判断していくための手がかりとなる。
世界的な認知科学者が28年かけてつくりあげた決定版!

内容説明

本当に大事なことは、例外なく複雑で、難しくて、正解がない。そうした世界と対峙し、判断していくための手がかりとなるのが、認知心理学のものの見方や考え方だ。世界的な認知科学者が若者に贈る、知恵とエール!

目次

開講 AI時代を幸せに生きるには
そもそも私たちは、「客観的」に世界を見ることができるのか?
「記憶」はあまりにも脆弱
人は基本的に「論理的な思考」が苦手である
「確率」よりも「感情」で考えてミスをする
「思考バイアスに流されている状態」は、思考しているとはいえない
スキーマがあって初めて、高度な思考が成り立つ
情報処理能力や記憶の制約が生み出した人間独自の思考スタイルとは?
アブダクションによって人は、知識を拡張し、因果関係を解明し、新たな知識を創造している
一般人と一流の違いは、アブダクションの精度にある
AIは記号接地しない=新しい知識・生きた知識を生み出さない
AIが生み出すのは、「一般人の平均値」。唯一無二のパフォーマンスを生み出せるのは、人間である「あなた」
「得手に帆を揚げる」という生き方

著者等紹介

今井むつみ[イマイムツミ]
慶應義塾大学名誉教授。今井むつみ教育研究所代表。1989年慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。94年ノースウェスタン大学心理学部Ph.D.取得。慶應義塾大学環境情報学部教授を経て現職。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学。国際認知科学会(Cognitive Science Society)、日本認知科学会フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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樋口佳之

46
「学びとは何か」「言語の本質」「ことばの発達の謎を解く」の著者の最終講義。子どもの能力の奥深さとか、アブダクション推論などの言葉の意味を改めて学んだと思うし、自らの学の意味を学生さん達の生き方との関係で語る内容は、最終講義に相応しいとは思いました。/でも、後半にある一流と超一流、超一流になるためには云々というお話を慶応に通う学生さんに語るってのはどうなんだろう。中頃で語られるバイアスの強化になってしまいそう。2025/07/27

こばまり

42
「難しいことを易しく」の典型。灰色の脳細胞の私ですら知的好奇心が湧いてくる。講義を受けた学生は楽しかったろうなと思う。先日降りる停留所を間違えてSFCまで行ってしまったが立派なキャンパスだった。2025/07/02

kan

25
講義形式の語りでとても読みやすい。今井先生の数々の著書の入門編として若い人にも薦められる。バイアス、アブダクション推論、実用スキーマのような、よく耳にするが分かったような分からないような状態のものを平易な言葉で明確に定義し、人間の思考と行動の癖やAIとの違いを教えてくれる。得手に帆を揚げるは本当にその通りだと思うし、システム1の思考が結構重要で、訓練と経験で泥臭く磨いていくものだというのも頷ける。日々の生活の中でなんとなく知っているが論理的裏付けのないものにラベルを付けてくれる安心感は大きい。2025/07/26

ばんだねいっぺい

23
あらゆる可能性に対して、正しく結論に紐付けるためには、経験値も必要だし、自分自身を定期的に見直すような習慣も必要だ。間違った紐付け、多いなぁ。難しい。2025/07/14

TAK.I

16
SFCでの「認知心理学」の最後の講義をベースに書籍化。人間はどのように考え学び、成長していくのか。身近な例を挙げながら、人の記憶や思考がいかに脆弱で曖昧で不完全なものなのかを分かりやすく説明してくれる。また、「スキーマ」や「バイアス」「アブダクション」「記号接地」などのワードを基礎の基礎から解説しているので、今までの今井さんの本と比べると非常に読みやすいと思う。言葉の獲得が「点」から「面」に広がっていく例えは光村図書に書き下ろした『言葉の意味が分かること』にあった。終章の「得手に帆を揚げる」生き方に納得。2025/07/17

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