私たちは、トランプを選んだ―ルポアメリカ大統領選挙

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  • サイズ 46判/ページ数 308p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296124169
  • NDC分類 314.895
  • Cコード C0031

出版社内容情報

アメリカの有権者は何を争い、何を守ろうとしたのか。
日経記者が全米を飛び回った180日の記録から、トランプ復活の必然を読み解く。

歴史的、前例のないと形容されたアメリカ大統領選挙2024において、半年間にわたり全米で取材を進めた日経記者によるルポルタージュ。
討論会で自滅したバイデン氏に代わり、急遽出馬を決意したハリス氏と、凶弾から復活し、イーロン・マスク氏と共闘したトランプ氏。本書では、大統領選におけるトランプ、ハリス両陣営の戦略の裏側を読み解くとともに、1000人を超えるアメリカの有権者の「生の声」を集め、熱狂と諦念に揺れ動く大国を描いた。とくに勝敗のカギを握るとされたZ世代や激戦州の住民に光を当て、誰が、何を感じ、どう動いたのか、その核心に迫った。ポッドキャストなどのSNSの影響や、データを基にトランプ氏の勝因も分析した。

選挙戦でハリス氏は「民主主義の保護」を訴えたのに対し、トランプ氏は「4年前より生活は良くなったか?」と問い続けた。高邁な理念より明日の生活。不法移民や高インフレに身構えるアメリカ国民にとって、トランプ氏の問いかけが最終的に心に刺さったといえる。

アメリカに限らず、日本や欧州、あるいはほかの多くの地域でも、伝統的な政治体制に対する不満が高まり続けている。問題の所在や解決方法を一見分かりやすく示してくれる「強いリーダー」を求める傾向も増す。アメリカの有権者がなぜトランプ氏を選んだのか、対抗馬だったハリス氏になぜ背を向けたのか――。それを知ることは、こうした政治情勢と向き合うための第一歩となる。

内容説明

「最悪の二択」トランプ復活の必然。1000人を超える有権者の「生の声」から浮かび上がった大国の不安、そして矛盾。熱狂と諦念が交差した社会は「強いリーダー」に何を託そうとしたのか―

目次

第1章 トランプ再び、アメリカに熱狂と不安(2024年11月)(世界が見守った運命の11月5日;分断のアメリカ、トランプ氏への期待と恐怖;砕かれた夢、破れなかった「ガラスの天井」)
第2章 揺れるアメリカ、突きつけられた「最悪の二択」(2024年5~6月)(勝敗を握る若者たち 「昔の顔」に困惑;追い詰められたバイデン 自滅の予感)
第3章 凶弾 バイデンからハリスへ(2024年7月)(奇跡の1枚、振り子はトランプへ;ハリス登場、反トランプ陣営に希望)
第4章 吹いた風、つかめなかったハリス(2024年8~9月)(ハリスのハネムーン、ムード先行に危うさ;イーロン・マスク参戦、変わり始めた風)
第5章 そして、トランプを選んだ(2024年10~11月)(ハリスを苦しめたインフレの痛み;崩れ始めた「岩盤」;決戦の日、有権者が漏らした本音)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kameyomi

15
何故アメリカ国民はトランプを選んだのか、日経新聞現地記者達のルポは生々しい。結局、「気高い理念より明日の生活」「鼻を摘んでトランプに投票」という一か八かの選択だ。2月に出版されているが、その後の混乱は記者達の想像以上なのではないだろうか。 2025/05/13

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

13
▼米大統領選で、有権者は何を争い何を守ろうとしたのか…日経新聞の記者多数が、米国各地で半年にわたって取材をしたルポルタージュである▼'24年選挙でトランプ、ハリス、その他候補者を其々支持する人々の生の声を聴き、トランプ当選が導かれた要因を分析する▼各候補者が用いたマスコミ、SNS、ポッドキャスト等を使った宣伝戦略についても紹介している▼世界各地で伝統的な政治体制が崩れつつある中で、今回の選挙における有権者の考えや動きは、日本をはじめとする他の国々の政治情勢の動きを予測するうえでも参考になる情報だと感じた。2025/04/18

tetsubun1000mg

12
アメリカ国民がトランプ氏を選挙で選び、得票数でもハリス氏を上回ったのか日経新聞米州総局が取材、データを分析した本。 バイデン氏が年齢を隠せない様子がTV討論会で知れてしまったのでハリス氏に代わったが、副大統領時に実績を残していなかった点がまず響いた。 女性、黒人、移民、労働組合でも民主党支持が減ったことが敗因と分析。 いまだに最新のトランプ大統領支持率が42%もあることに、根が深いと感じてしまう。 トランプ流を受け入れる国民がこんなにいるなんてショック。 欧州でも自国第一主義政党が議席を増やしているしね。2025/06/02

MioCastello

10
米大統領選挙期間中、日本経済新聞に掲載された取材記をまとめたルポ。しかし新聞に掲載されたレポの加筆再編集というのは大嘘だ。悪質で恣意的だった当時の世論誘導の隠匿に他ならない。日経は選挙期間中トランプに批判的な報道姿勢を貫いてきた。トランプ支持者にも扇動された不幸で愚かな人々と上から目線だった。掲載された記事もバイデン&ハリス支持者の方が圧倒的に多かった。選挙当時トランプ支持者たちを最小限しか報道しなかったのは確信犯だ。にも関わらず、今更こんな本を出版し公平を装う事ほど不誠実で世間を舐めた行為はない。2025/05/06

しゅー

8
★★NHKスペシャルを観ているような本だった。トランプの勝利は、突き詰めると有権者が「明日の理想よりも今日の生活」を選択した結果と言える。インフレが中流以下の米国人へ与えた影響は我々の想像を超えており、それがバイデン政権の失政とみなされていた。また過去に米国籍を取得した移民にとって、民主党の寛容な(穴だらけの?)移民政策は、お金と時間をかけて苦労した自分たちへの侮辱に思える。さらにキリスト教徒は民主党に見捨てられたと感じていた。最悪の選択肢同士の対決で米国民はトランプを選んだと言う結末が悲しい。2025/05/26

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