日経文庫<br> 日本のものづくり哲学 (増補版)

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日経文庫
日本のものづくり哲学 (増補版)

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  • サイズ B40判/ページ数 488p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784296121625
  • NDC分類 509.21
  • Cコード C1234

出版社内容情報

■ 本書は、ものづくり経営のロングセラー『日本のもの造り哲学』の増補改訂版です。 「ものづくり現場」から発想する戦略論とは何か、なぜ今の日本に必要なのか、どうしたら展開できるか、をまとめました。
■ 著者は、約40年にわたって日本の自動車産業を分析してきた現場主義の経営学者です。
■ 中国企業との競争の考え方、ゴーン改革の評価、提言の検証など、刊行後の動向を踏まえた解題を各章に掲載。
■ ものづくり企業のビジネスパーソンのみならず、政策立案に携わる官僚、成長戦略をアドバイスするコンサルタントにとっても必読の書です。

内容説明

本書は、ものづくり経営のロングセラー『日本のもの造り哲学』の増補改訂版です。「ものづくり現場」から発想する戦略論とは何か、なぜ今の日本に必要なのか、どうしたら展開できるか、をまとめました。著者は、約40年にわたって日本の自動車産業を分析してきた現場主義の経営学者です。中国企業との競争の考え方、ゴーン改革の評価、提言の検証など、刊行後の動向を踏まえた解題を各章に掲載。ものづくり企業のビジネスパーソンのみならず、政策立案に携わる官僚、成長戦略をアドバイスするコンサルタントにとっても必読の書です。

目次

第1章 迷走した日本のものづくり論
第2章 「強い工場・強い本社」への道
第3章 ものづくりの組織能力―トヨタを例として
第4章 相性のよいアーキテクチャで勝負せよ
第5章 アーキテクチャの産業地政学
第6章 中国との戦略的つきあい方
第7章 ものづくりの力を利益に結びつけよ
第8章 ものづくり日本の進路

著者等紹介

藤本隆宏[フジモトタカヒロ]
早稲田大学大学院教授、東京大学名誉教授。1979年東京大学経済学部卒。三菱総合研究所、ハーバード大学博士課程を経て、1990~2021年東京大学経済学部助教授・教授・ものづくり経営研究センター長、2021年から現職。専門は技術・生産管理、進化経済学。日経・経済図書文化賞、組織学会高宮賞、新郷賞、日本学士院賞・恩賜賞、日本建築学会著作賞等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅー

4
★★★たぶん昔のバージョンで読んでいる。初読時は「日本が擦り合わせ型のビジネスに強いなんて当たり前じゃん」「やたらとトヨタをヨイショしてるなぁ」と読み飛ばしてしまった。しかし、再読してみて当時の自分の未熟さが恥ずかしい。さらに最近、OODAループの本やPDCAの本でトヨタ生産方式について考えさせられたあとだったので、本書の自動車会社に関する考察を興味深く読むことができた。どのアーキテクチャに強みがあるかは経路依存的に決まる。擦り合わせ過剰な日本はビジネスモデルのどこかにモジュラー要素を組み込んでみるべき。2025/02/01

ちくわ

3
藤本先生が分析するアーキテクチャの観点から製造業の競争戦略の要諦を論じていく。内容としては、ですます調で書かれており、精緻な論理を展開するというよりは、藤本先生の考えが開陳されているという位置づけで読んでいくのがよいと思う。昨今のDXの進展やITをベースとした破壊的技術の観点については補足して考えていく必要はあるものの、製造業の競争戦略の原理原則をとらえるという意味では非常に良い本だと思う。特に、著者の言う日本企業の特徴である現場の強さを活かした競争戦略を考えるにあたっては非常に良い。2025/03/02

ara

2
本書では「モジュール型」と「インテグラル型」という2つの言葉で、ものづくりの体系を2分している。 大まかに、日本では「インテグラル型(擦り合わせ型)」、アメリカは「モジュール型(標準型)」。 日本は「強い現場と弱い本社」、アメリカは「強い本社と弱い現場」と言っている。 それ故に、日本は現場は強いが本社戦略が弱いので利益が出ない。 最近は、アメリカ発の生産性や合理性を追い求めすぎていて、「モジュール型」を目指しがちだが、日本が強いのは顧客と一心同体で作りこむモノなので、安易な方向転換は危険と警鐘している。2025/03/24

かっさん

2
日本のものづくり哲学 #読了 哲学というか分析提言本 日本のものづくりをもっと儲かり、元気にしたいという著者の思いが随所で伝わってくる。日本の製造業の強み、弱みを欧米、ASEANとの対比で分析する。製品、開発プロセス、産業構造等多角的に分析してるし、かつその方法も勉強になった。2025/02/26

Googoler777

1
2004年原作の改訂版。20年の歳月を経て、アーキテクチャの位置取り戦略のマッピングは、大変面白い視点でした。ポーターの競争優位の戦略では描ききれない、個々の企業単位での取るべき視座や考え方を提示しています。トヨタを軸としながらも、自動車部品会社、半導体や半導体製造機器メーカー、化学素材メーカーなど、幅広い解説をわかりやすく解説しています。自分を取り巻く業界分析に活用していきたいと思いました。2025/02/17

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