日経ビジネス人文庫<br> 教養としてのインテリジェンス―エピソードで学ぶ諜報の世界史

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日経ビジネス人文庫
教養としてのインテリジェンス―エピソードで学ぶ諜報の世界史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784296121168
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0131

出版社内容情報

古代世界では、戦争においても情報収集より神々の信託という占いが行動基準となっていた。紀元前4世紀に活躍したアテナイの名将クセノポンは、デルフォイの信託によって大軍をシチリア島に派遣する作戦を実施して無残な失敗に終わった。これに対し、『孫子』では、戦争における占いを完全に否定している。カエサルは情報を重視したことで知られ、情報の秘匿にも力を入れた。アルファベットの「A→B」という具合に1字づつ置き換える換字式暗号を編み出し、これは「シーザー(カエサル)暗号」と呼ばれる。

情報収集には、公開情報による「オシント」、人的接触による「ヒューミント」という従来からの手法に加え、衛星画像や航空写真による「イミント」、イミントと地理空間情報から作成される「ジオイント」などがある。こうした最新テクノロジーの話も満載。本書は、月刊雑誌「Wedge(ウェッジ)」2021年4月号から2024年5月号までの連載をベースに加筆・修正したものだ。

内容説明

古代ローマのカエサルは占いではなく、インテリジェンスを重視して幾多の戦争を勝ち抜いた。米国の初代大統領ワシントンは「インテリジェンスの父」と言われる。インテリジェンスとは、「国益のために収集・分析・評価された外交・安全保障・公安分野における判断のための情報」。各国の情報機関からスパイの歴史までエピソード満載。

目次

第1章 インテリジェンスとは(インテリジェンスと情報;インテリジェンス・コミュニティ;インテリジェンス・サイクル)
第2章 世界各国のインテリジェンス(今だからこそ押さえたい「インテリジェンス」の本質;世界の情報を牛耳るファイブ・アイズってなんだ!?;映画『007』とは違う!英国「MI6」の世界 ほか)
第3章 インテリジェンスの世界史(古代ギリシャにみるインテリジェンスの礎;古代ローマの歴代皇帝によるインテリジェンス軽視の結末;「秘密国家」ベネチアはいかにして国を守ったか ほか)

著者等紹介

小谷賢[コタニケン]
日本大学危機管理学部教授。1973年京都府生まれ。立命館大学卒業、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修士課程修了、京都大学大学院博士課程修了、博士(人間・環境学)、英国王立統合軍防衛安全保障問題研究所(RUSI)客員研究員、防衛省防衛研究所戦史研究センター主任研究官、防衛大学校兼任講師、ロンドン大学(LSE)客員研究員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tsune105

7
歴史、各国の特徴、事件、インテリジェンスの定義、氏の知見が凝縮されている。 米英を中心とした情報収集の協力関係であるファイブアイズの存在を知ったが、西側陣営の日独に対しても情報収集する実態こそが、インテリジェンスの世界を象徴しているであろう。 1テーマ1エッセイのため、目次の気になるところだけ読むだけでも手軽に知識を得れるのもいい。2025/03/06

Kelevra Slevin

2
副題で「エピソードで学ぶ諜報の世界史」とあることから読む前は小話的なスパイ列伝かとおもったが(そういう話も一部あります)、インテリジェンスの定義に始まり各国の諜報機関の歴史や成功談あるいは失敗談など各話短くそれでもビビッドに描写されていて飽きることなく読み切れた。私のようなインテリジェンスに明るくない人間に向けたインテリジェンスの入門書として適当と思う。2025/01/17

たかひー

0
★★★★ わかりやすかったこともあり面白く読めた。大きな歴史の裏にはインテリジェンスが関係した実例などは興味深い。日本ももう少しインテリジェンスの分野に投資をしないと国益が損なわれる一方では。2025/05/11

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