テクノ新世 技術は神を超えるか

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テクノ新世 技術は神を超えるか

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296120253
  • NDC分類 502
  • Cコード C0034

出版社内容情報

テクノロジーは指数関数的な進化を遂げ、人間の思想や価値観に大きな影響を与えている。
ChatGPTなどの人工知能(AI)が人知を超えて進化したとき、人類はそれを正しく制御できるのか。

故人やペットと再会するクローン技術が普及すると、かけがえのない命の重みは揺らぐのか。
不老長寿技術は人を幸福にするのか。

技術を脅威とみなすか、それとも共生を探るのか――。
2人の芥川賞作家、円城塔、津村記久子によるコラボ小説と、哲学者や思想家のインタビューを加え、最先端のテクノロジーが生み出す光と闇に迫る。
異色の日経新聞連載「テクノ新世」を書籍化。

内容説明

テクノロジーは、私たちに様々な恩恵をもたらしてきた。クローン技術は、亡くなったペットの「分身」との再会を可能にし、ロボットは人手不足を解消する有力な手立てとなる。一方、技術の発展は新たな争いの火種も呼ぶ―。哲学者や思想家のインタビュー、2人の作家によるコラボ小説を加え、最先端のテクノロジーが生み出す光と闇に迫る。異色の日経新聞連載「テクノ新世」を書籍化。

目次

第1章 岐路に立つ人類(親切なAIは人を衰退させるか―「人新世」終わらせる技術;国民の意見、8割が偽投稿―19歳が揺るがした民主主義 ほか)
第2章 「神」の領域へ挑む(「超人類」の時代迫る―脳で念じアバター操作、第3の腕自在;転生したらクローンだった―「故人と再会」かなえる技術 ほか)
第3章 国家サバイバル(台湾、有事に「デジタル遷都」―ウクライナでも切り札に;北朝鮮の「電子の監獄」破れ―独裁に立ち向かうハッカー ほか)
第4章 理想を求めて(AIに善意は宿るか―「ゴッドファーザー」が憂える数式;夫婦の家事分担、不公平なくします―数理で導く「納得感」 ほか)
ビジュアルデータ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TATA

26
AIとかクローンとか不老不死とか人類の叡智が高まるごとにより複雑な問題が待ち構える。技術の進歩って必ずしも人類の幸福には繋がらないかもって思うけどだからって歩みが止まるわけもなく。そんな記事の後に巻末の円城塔さんと津村記久子さんのうすらディストピアっぽい短編を読むと気味悪いことこの上なし。上手な構成ですね。2024/11/30

朗読者

19
高度な科学技術が発展すると人間との関係がどうなるか。多くの哲学者と特定技術の先駆者らが登場し、最新研究を一部紹介しながら、最終的に人間にどう影響するかを述べており読み応えがあった。印象的だったのは、新たに生まれるメスだけ短命化させ個体数が減っていくように遺伝子を組換えた蚊がある街で既に一定数放たれていたこと、ジョークを理解するAI(既に知性か?)もでてきていたこと、人間の指示を省いた自己判断式の殺人兵器がすでに使用されていたこと。最後の芥川賞作家による2篇のミニ小説は近未来のイメージに違和感があった。2024/08/28

いへ

4
最新技術について、知らないことだらけで技術の進歩に感動すると同時にある種の恐怖も。AIの話だけではなく技術の民主主義への影響の話も興味深かった。後世の為に私たちは責任を持った開発、使用をしていかなければならない。2024/08/13

yurari

3
2匹のオスのマウスから子供が生まれたという話が一番衝撃だった。デザイナーズベイビーが当たり前の世界になりそう。そんなのSFでしょ、なんて言っていられなくなってきた。2024/09/14

くらーく

2
神の定義は?タイトルが疑問なのだけど、内容は網羅的で結構面白かったな。人工知能が意識を持つわけが無いと思っていたけど、まさか、ジェフリー・ヒントン博士があのような意見だとは。うーむ、何を持って冗談(ジョーク)が面白いと思うかだよな。今度、ChatGPTで遊んでみるか。 生物(クローン)関連は、やってはいけないレベルまで来ている感じだわ。 最後の小説「サラと難しい人間たち」は、近未来というより、現在の人間関係じゃ無いのかねえ。実際の人間は面倒で、人工知能と対話している方が癒されるしねえ。褒めてくれるから。2025/01/04

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