出版社内容情報
日本国内に、中国人だけによる「経済圏」が形成されていた!
在日中国人社会の驚くべき実態を、豊富な取材で明かす迫真のルポルタージュ。
いまや、日本国内に住む中国人は80万人を超える。
留学、出稼ぎ、就職など、さまざまな理由から日本にやってきた彼らだが、その数が大きくなるとともに、中国人のみで経済を回すコミュニティが形成されてきた。
彼らは、何を考え、どのように暮らし、そして日本についてどう思っているのか。
さまざまな背景を持つ人々を紹介し、在日中国人社会を多角的に紹介する。
内容説明
日本に中国人だけの経済圏が形成されていた!食材を買う人も売る人も中国人、持ち込まれた階層社会はまるで中国のよう、SNSでは中国人同士で情報を交換―。こんなに近くにいるのに、なぜ、日本人は彼らのことを知らないのか。いまや80万人を超える巨人な在日中国人社会の実態を明かす迫真のルポルタージュ。
目次
プロローグ 日本にいるのに、日本語が下手になる私
第1章 日本人が知らない、中国人SNSの世界(アヒル肉やガチョウの卵がSNS通販で大人気;日本のスーパーには、ほとんど行かない ほか)
第2章 中国人だけで回す経済ネットワーク(日本企業で働く中国人が増えた三つの理由;「スーツを着て面接に来る人は初めてだ」 ほか)
第3章 持ち込まれた中国的論理(バックに中国政府がついている、ある団体;偉い人を偉そうに見せる、どこかで見た光景 ほか)
第4章 日本に来たい中国人 中国に帰りたい中国人(著名人も続々、最近日本に移住した新・新華僑;莫大な資産を築いた三〇代、日本で「余生」を送る ほか)
第5章 多層化していく社会(「身分」を超えて結婚相手と出会える国;在日中国人の出会いを手伝うサイト ほか)
エピローグ 日本で暮らし働いた黄さんのささやかな夢
著者等紹介
中島恵[ナカジマケイ]
ジャーナリスト。1967年、山梨県生まれ。北京大学、香港中文大学に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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