出版社内容情報
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目次
序章 コロナ前夜
第1章 京都で緊急プロジェクト
第2章 研究コンソーシアム立ち上げへ
第3章 初期メンバーたち―合流の背景
第4章 新型コロナウイルスの人工合成
第5章 次々に現れる変異株
第6章 即断即決、瞬発力で前進
第7章 オミクロン株、出現する
第8章 オミクロンの亜株を追って
第9章 新たな一歩を踏み出す
著者等紹介
佐藤佳[サトウケイ]
東京大学医科学研究所システムウイルス学分野教授。2010年、京都大学医学研究科修了(短縮)、医学博士。京都大学ウイルス研究所助教などを経て、2018年4月から東京大学医科学研究所感染症国際研究センター准教授(研究室主宰者)、2022年4月から現職。杉浦奨励賞(2015年、日本ウイルス学会)、文部科学大臣表彰若手科学者賞(2020年)、日本学術振興会賞(2023年)などを受賞。2021年1月より研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P‐Japan)」主宰
詫摩雅子[タクママサコ]
科学ライター。1990年、千葉大学大学院理学研究科修了(理学修士)、日本経済新聞社に入社。科学技術部の新聞記者、日経サイエンス編集部の記者・編集者として医学、生命科学などを担当。2011年に日本科学未来館へ。生命倫理を考えるイベント、ネット放送「わかんないよね新型コロナ」などを実施。2023年よりフリーランス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かつきち
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ごめんなさい。面白くなかったです。 端的に言うと、ただの議事録ですよこれ。なんでこんな個性的な研究者達のエピソードや人間性にふれて深掘りしないのか。なんでずっと知り合いなのにしっくりこない微妙な距離の人に協働を求めて成功したエピソードとか、ちょっと盛ってもいいからエモく書けないのか。本書は科学書籍じゃないし、若い人に憧れて貰いたくて一般の人にこうしてコロナ禍を支えてくれていた研究者達がいたと知らしめたい本なんでしょう? 多くの若者の憧れに足る人達であることは伝わるんです。本当に。だからこそ勿体無い。2023/12/23