出版社内容情報
●戦争のプロはロジスティクスを語り、戦争の素人は戦略を語る。
ロジスティクスは軍隊の「ライフライン」である。メディアでは最前線の戦いの場面ばかりが話題にされ、遠隔地に軍隊を移動させ、兵士に糧食や水を提供し、必要な武器および弾薬を運搬するという、戦いの基盤となるロジスティクスの側面はほとんど注目されない。だが、ロジスティクスが機能不全に陥れば、世界最強のアメリカ軍といえどもほとんど戦えないのである。本書は、第一級の軍事戦略研究者が、シュリーフェン計画、ロンメルの戦い、ノルマンディ上陸作戦、湾岸戦争、テロとの戦い、ウクライナ戦争などを題材に、ロジスティクスの重要性について明快に解説。
内容説明
ロジスティクスは軍隊の「ライフライン」である。メディアでは最前線の戦いの場面ばかりが話題にされ、遠隔地に軍隊を移動させ、兵士に糧食や水を提供し、必要な武器および弾薬を運搬するという、戦いの基盤となるロジスティクスの側面はほとんど注目されない。だが、ロジスティクスが機能不全に陥れば、世界最強のアメリカ軍といえどもほとんど戦えないのである。本書は、第一級の軍事戦略研究者が、シュリーフェン計画、ロンメルの戦い、ノルマンディ上陸作戦、湾岸戦争、テロとの戦い、ウクライナ戦争などを題材に、ロジスティクスの重要性について明快に解説。
目次
軍事ロジスティクスへの誘い
軍事ロジスティクスとは何か
世界戦争史の中の軍事ロジスティクス
中世以降ヨーロッパ戦争史と軍事ロジスティクスの変容
「シュリーフェン計画」とロジスティクス軽視
「砂漠の狐」ロンメルとロジスティクス
ノルマンディ上陸作戦とその後のロジスティクス
パットンvs.モントゴメリー―戦争指導を手掛かりにして
湾岸戦争とコンテナの有用性
「テロとの戦い」の時代におけるロジスティクス
水陸両用作戦のロジスティクス
「アメリカ流の戦争方法」とロジスティクス
ウクライナ戦争緒戦のロシア軍のロジスティクス
軍事ロジスティクスの将来を考える
著者等紹介
石津朋之[イシズトモユキ]
戦争歴史家。防衛省防衛研究所戦史研究センター主任研究官。前戦史研究センター長。防衛庁防衛研究所(当時)入所後、ロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部名誉客員研究員、英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、シンガポール国立大学客員教授を歴任。放送大学非常勤講師、早稲田大学オープンカレッジ講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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