アクティビズムを飲み込む企業価値創造―高ROE、PBR経営実現への処方箋

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アクティビズムを飲み込む企業価値創造―高ROE、PBR経営実現への処方箋

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  • サイズ 46判/ページ数 520p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296118885
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

企業価値を高めたいなら
      経営に「物言う株主」の主張を取り込めばいい。
         PBRもROEも株主還元も、
 誰からも文句を言われない新しいキャピタル・マネジメントを実践せよ!

■PBR、ROE、株主還元……今こそ問われる真の「企業価値創造」
 コーポレートガバナンス(CG)コード施行から7年。「形式面」での変革は進んだが、主要KPIと定義されたROEは伸び悩み、上場企業としての究極のKPIともいうべきPBRの改善も進まず、いまだ1倍割れが危惧される企業が多数を占めている。

 経営環境の改善とともに株高が進む今、まさにROEの向上、PBRの改善、すなわち企業価値を高める経営の実践は喫緊の課題だ。株主還元の名のもとに難題を次々提示する「物言う株主」(アクティビスト)達のターゲットにされ翻弄される前に、マネジメントは何をなすべきか?

■アクティビズムの思考を取り入れた企業価値創造を実践せよ!
 本書は、キャピタル・マネジメント論で定評ある筆者が、現状の日本企業が抱える課題を、①CG改革の問題点の抽出、②企業価値向上の「教科書」としてのアクティビズムの捉え直し、③アクティビストとしてのグレアム、バフェットの実践手法の解析、④実際の企業ケースの分析、⑤アクティビストの思考を先取りした経営実践による課題解決――という5つのポイントから整理、「物言う株主」をも納得させる新しいキャピタル・マネジメント(アクティビズム・インテグレーション)の実践手法を提示するもの。

 身売り・MBO、株主還元、最適資本構成、事業売却・スピンオフという主要アプローチごとに、アクティビストの主張を取り込む(アクティビズムを飲み込む)ことで企業価値向上を実現したケースを詳細に分析。企業価値の破壊を止め、隠れた価値を引き出すために、それまでのキャピタル・マネジメントをオーバーホールし、大幅に方向転換する経営改革手法を提示する。

内容説明

“バリュー投資の父”グレアムが実践し、あのバフェットが引き継いだ古典的アクティビズムから、「物言う株主」たちが実践する現代アクティビズムまで、その目指すところは企業価値の最大化である。ならば、彼らの手法を先取りすれば、そのターゲットにされることもなく、企業価値の向上が実現できるのだ。大日本印刷、オリンパス、三陽商会、三ツ星ベルト…実際にアクティビストたちと対峙した企業事例とともに、いま求められる経営改革実践のための「処方箋」を提示する。

目次

序章 大日本印刷の衝撃―アクティビズム・インテグレーションが日本企業の隠れた価値を解き放つ
第1章 バリュー投資の父、グレアムに「処方箋」を学ぶ―古典的アクティビズムは「残念」な企業にとって最高の教科書である(古典的アクティビズムに学ぶ―「残念」な企業への「処方箋」は今も昔も不変である;古典的アクティビズムのケースに学ぶ―ノーザン・パイプライン ほか)
第2章 現代アクティビズムに「処方箋」を学ぶ―現代アクティビズムは、フルポテンシャル実現のための「武器」の宝庫である(初期の現代アクティビズムに学ぶ―現代アクティビズムの先駆者はバフェットだった;初期の現代アクティビズムのケースに学ぶ1―サンボーン・マップ ほか)
第3章 財務戦略をテーマとするアクティビズムのケースに学ぶ―アクティビズム・インテグレーションは財務戦略関連の「処方箋」から始まる(アクティビズムをケースに学ぶ意義―アクティビズムは実践から学ぶアプローチが効果的である;三ツ星ベルト―アクティビストへの満額回答で株主還元の「パラドックス」を実現したケース ほか)
第4章 事業・経営戦略をテーマとするアクティビズムのケースに学ぶ―キーワードは「キャッシュリッチ」から「コングロマリット・ディスカウント」へ
(日本のアクティビズムが変わる―新たなターゲットは低収益事業を抱える大企業;オリンパス―アクティビストとの協働により「脱多角化企業」を実現したケース ほか)

著者等紹介

手島直樹[テジマナオキ]
小樽商科大学教授。CFA協会認定証券アナリスト。慶應義塾大学商学部卒。米ピッツバーグ大学経営大学院MBA。1996年、アクセンチュア入社。2001年、日産自動車入社。財務部、IR部を経て2008年に独立し、インサイトフィナンシャル株式会社設立。2015年4月、小樽商科大学准教授。2018年10月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ohe Hiroyuki

1
経営の研究者によるアクティビストの考え方に着目して、経営の指南を施す一冊である▼本書を読むまでは「自己株式取得」や「リストラクチャリング」が、良いイメージがなかったが、まさしく「イメージ」に過ぎないことを思い知らされる一冊である。アクティビストの思考方法に着目して開設されていて大いに参考となる。▼(経営学とは得てしてそういうものと思うが)あくまで本書では、いくつかの事例が紹介されているにすぎないため、実際のところは自分でやってみないとわからない。▼個人的には、本書の考えは家計のやりくにも応用できると思った2024/07/14

hiro

0
事例が豊富で参考になる。2025/03/16

かたひろ

0
投資家目線で読んだが最近のPBR1割れ改善要請の意味なども分かりよかった。 かなり分厚く読み応えあり。実例が細かく載っているため飽きないというか理解もしやすい。2025/01/04

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