日経プレミアシリーズ<br> 残念な相続 (令和新版)

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日経プレミアシリーズ
残念な相続 (令和新版)

  • 内藤 克【著】
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  • サイズ B40判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784296118854
  • NDC分類 324.7
  • Cコード C1233

出版社内容情報

相続対策の落とし穴をベテラン税理士が解説
相続大改正に対応!

 「相続って、お金持ちの家の話だよね。大した財産もないから、うちは関係ない。きょうだいだって仲がいいし、もめるわけがない」

 相続のアドバイスというと、「お金持ちのお父さん」へ向けて節税や保険を勧めるイメージを持ち、自分には無縁と考える方が大半でしょう。しかし、実際の相続では「大した財産がない」ほうが分割で困る可能性が高いのです。

 遺産が主に自宅で預貯金などの流動資産が少ない場合、きょうだいで分けることが難しくなります。また、親から生前に受けていた贈与をめぐって、きょうだい間で激しい争いが起きることもあります。相続税の面でも、納税額を減らそうと思って行った策が、かえって納税額を増やしてしまうこともあるのです。
 このような「残念な相続」を防ぐためには、正しい知識を身に付け、早めに対策を取ることが重要です。本書は、そうしたノウハウを解説して好評だった『残念な相続』(2018年7月刊)を改訂するものです。

 振り返るとこの5年間は相続ルールの大きな改正が相次いだ期間でした。また、新型コロナウイルスのまん延により人々の価値観が大きく変わり、「人の命ははかないもの」と考え、死を見つめ直す機会となった気がします。

 最近の民法の改正(数十年ぶりの改正が相次いだ)により、やや「時代にフィットした相続」が可能になりました。一方、ほぼ毎年の相続税法の改正により「節税策」がどんどん姿を消し、その傾向はこれからも続くと思われ、「納税しながら健全な財産を承継する時代」に向かっていると感じます。
 「どう節税するか」というよりも「残される者が困らないように」、そして何より「長生きする自分が困らないように」準備しておこうという気持ちで老後や相続を考えることになります。

 さらに、近い将来65歳以上の5人に1人は認知症を患うといわれています。今後は「節税などの相続対策」と並んで、「認知症などの相続前対策」が重要となるかもしれません。
(「はじめに」より)

内容説明

「遺産分割でもめないように」「相続税を減らしたい」―よかれと思った対策が、かえってトラブルをまねく。ベテラン税理士が、相続で陥りやすい罠を明らかにし、必ず押さえておきたいポイントをわかりやすく解説します。近年の相続関連法の大改正に対応し、ヒット作を全面改訂。

目次

第1章 もめない策が仇となる「遺産分割」(「うちは大丈夫」。そう思ってる人が一番困る;親の面倒を見たら遺産の上乗せアリ? ほか)
第2章 本当は怖い「相続税」(「とりあえず母さん名義に」で相続税が2倍!;「基礎控除の範囲内」でも相続税の申告は必要? ほか)
第3章 「よかれと思って」生前贈与の罠(相続・節税対策の王道!賢い「生前贈与」;要注意!その気がなくてもこれって「贈与」です;生命保険の活用で孫の無駄遣い防止;深く考えずに子供名義に。「うっかり贈与」の救済措置;誰でもできる「100万円贈与」はこう変わる;生命保険を名義変更すると贈与税がかかる?)
第4章 税務署はどこまでも追ってくる!(親子間の住宅資金の貸し借りはトコトン追いかけられる;税務署が突然「弟の税金を払え」と。「物納」が止めた時効;税務署は名義を注視。「名義預金」には要注意;その遺言、税務署が見ることもお忘れなく;「フェラーリ買った」はNG?SNSも厳しくチェック;相続人が把握していない財産を、税務署が知っている場合も;「書面添付」で税務調査は回避できるのか?)
第5章 厄介事が多い会社の相続(経営者が遺言を書くべき最大の理由;自分の赤字会社へ財産を「遺贈」。そんな節税アリ?;独身の兄の会社。万一のとき、弟は引き継ぐべきか?;社長が認知症になった。さあ、どうする?;「保証責務」の相続は厄介。保証人の地位も引き継ぐことに!;相続対策に会社設立。それが有利な2つの理由)

著者等紹介

内藤克[ナイトウカツミ]
税理士法人アーク&パートナーズ代表・税理士。1962年、新潟県生まれ。中央大学商学部卒業。95年、税理士事務所開業、2010年、税理士法人アーク&パートナーズ設立。現在、司法書士、社会保険労務士、弁護士ら専門家と同族会社の事業承継を中心にコンサルティングを行う。日弁連、日経新聞などで多数講演。ハワイにも拠点を設け、国際相続も手掛ける。ホノルル日本人商工会議所メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゴーヤーチャンプルー

15
身近でも遺産相続をきっかけに仲良かった家族・親族が揉めに揉めまくっているケースをけっこう見聞きする。知っておかないと無駄に払う事になる税金や相続人同士のトラブルに発展してしまう事もある。日頃からの家族間でのコミュニケーションや、税理士さんに相談して将来負担すべき相続税がどれほどあるかなどある程度知ってたほうがいいとも思った。一番小さなコミュニティでも自己利益のためにこんなに揉めるのだから、国家間の紛争もそりゃなかなか解決しないよなーとか思いながら・・・2025/06/25

S

6
FP3級を取得しているので基本の基は頭に入っているが、どうしてこんなに複雑なのか。法改正があったりケースバイケースだったり。いずれにせよ、はっきりしたことはちゃんと専門家に相談しよう…ということ。2025/04/01

kaz

1
相続に関する誤解や罠を明らかにし、読者が正しい知識を身につけ、早期の対策を取ることを促すもの。納税額を減らそうと思って行った策が、逆に納税額を増やしてしまうこともある。法人に遺贈すれば相続税がかからないように思われるが、実は検討すべき要因は多いとのこと。必ずしも体系的とは言えないが、具体例が非常にわかりやすく、非常に勉強になる。2024/05/08

Oki

1
参考になった。 税理士はAIでなくなる職業の上位にあるが、そんなことはないような気がする。 囲碁AIだって、囲碁ルールが頻繁に変わったらそんなに機能しないだろう。 2024/01/27

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