日経プレミアシリーズ<br> 「正義」のバブルと日本経済

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日経プレミアシリーズ
「正義」のバブルと日本経済

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  • サイズ B40判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784296118731
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C1233

出版社内容情報

財政金融政策や社会保障からヒルズ族まで、何が「正義」とされ、その結果どうなったか。日本経済長期停滞の要因を新たな視点から探る。

「土地は高すぎる」「赤字国債はもってのほか」「銀行救済に税金投入はけしからん」「為替に金融政策を振り向けてはいけない」「IT起業家は不道徳」「金融政策は何でもできる」「中小企業を助けるべきだ」「高齢者を助けるべきだ」「官僚は常に悪いことをする」「子どもを持つのは個人の自由、産めよ増やせよに戻るな」――といった「正義」を取り上げる。

内容説明

「地価を下げることこそ正しい」「高齢者は弱者、皆で助けよう」「日本はものづくり国家、額に汗して働け」―反対しづらい「正義」の言説が、いきすぎた対応を生んだり、イノベーションや活力の芽を摘むことで、経済をいかに歪めてきたか。人々の心をつかみ世の中を動かす「正義」のナラティブ(物語)から読み解く日本経済論。

目次

「正義」のバブル1「地価を下げることこそ正しい」
「正義」のバブル2「銀行救済に税金投入はけしからん」
「正義」のバブル3「日本はものづくり国家、額に汗して働け」
「正義」のバブル4「弱い中小企業は皆救うべきだ」
「正義」のバブル5「堕落した官僚は懲らしめろ」
「正義」のバブル6「金融政策はあらゆる手段を」
「正義」のバブル7「高齢者は弱者、皆で助けよう」
「正義」のバブル8「人口減少は国家的危機」
「正義」のバブル9「拙速な改革は避けよ」

著者等紹介

藤井彰夫[フジイアキオ]
1985年早稲田大学政治経済学部卒、同年日本経済新聞社入社。経済企画庁、日銀、大蔵省などを担当し、マクロ経済・金融・財政を取材。87‐91年ニューヨーク米州総局、98‐01年ワシントン支局駐在。経済部デスク、経済部編集委員兼論説委員、欧州総局編集委員、ワシントン支局長、Nikkei Asian Review編集長、上級論説委員などを経て、日本経済新聞論説委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まゆまゆ

11
国民感情や声を「正義」として、その声に従った政策を取ってきた結果、必ずしも日本経済は上手くいっていないことを語る内容。弱者を救うという正義、正論には反発しづらいが、それがデジタル化などのイノベーションを阻害してきた、といわれる。今となっては、と差し引いて読む必要があるかな。2024/04/22

ゼロ投資大学

1
ものづくり世界一として経済発展を遂げた日本は、バブル崩壊後の1990年頃から30年ほど経済低迷をすることになった。バブルの不良債権処理に苦しみ、デジタル化では世界に取り残され、新しい時代への変化に日本は対応できていなかった。八方美人の対処療法適な政策を続けて、根本原因を改善しようとしなかったことが経済低迷が長引いた要因であろう。2025/04/05

takao

1
ふむ2025/01/10

kaz

1
「地価を下げることこそ正しい」「銀行救済に税金投入はけしからん」「日本はものづくり国家、額に汗して働け」「弱い中小企業はみな救うべきだ」「堕落した官僚は懲らしめろ」「金融政策はあらゆる手段を」「高齢者は弱者、皆で助けよう」「人口減少は国家的危機」「拙速な改革は避けよ」といった正義感と日本人的心情に訴える物語が世論を形成し、誤った経済政策に結びついてきたと指摘。視点としては非常に面白い。ただし、日本経済新聞もその片棒を担いできたではないかという思いは残る。 2024/09/01

Kooya

1
世間でよく喧伝された主張を「正義」と見做しながら平成以降の日本経済を振り返った本。著者は日経新聞論説委員長であり、考え等は日経新聞でよく見かけるもの(例:改革を通じて生産性を上げるべきだ)であるため、特段目新しさは感じなかった。2023/12/31

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