出版社内容情報
はやりの人事制度に振り回された30年が、日本企業の競争力を奪った。
「日本の人事」を再生する方法を、コンサルタントが明快に語る!
グローバル人事、コンピテンシーモデル、ジョブ型人事、そして昨今は人的資本経営。この30年間、新たな「人事制度ブーム」が登場しては取り入れられてきた。しかし、結果が出たとはお世辞にも言えない。
人事マネジメントの世界でも、やはり「失われた30年」だったのである。なぜ、うまくいかないのか。本書ではその失敗のメカニズムを明らかにし、新時代に対応できる人事システムの再構築について語る。
内容説明
成果主義、ジョブ型雇用、そして人的資本経営。失敗の原因を解明し、競争力を強化する手法を解説する。
目次
第1章 既視感アリアリ、対応に追われる人事部門
第2章 失われた30年 なぜ人事改革は失敗に終わるのか
第3章 ジョブ型人事ありきではない人材戦略
第4章 お金だけじゃない 人への投資
第5章 単なる報酬の引き上げはムダ金?!
第6章 見えることではなく「見るべきこと」を見える化する
第7章 人事部門を再活性化する
第8章 経営者が人的資本経営で同じ過ちを犯さないために
著者等紹介
内藤琢磨[ナイトウタクマ]
野村総合研究所グローバル経営研究室プリンシパル。慶應義塾大学商学部卒業後、生命保険会社、会計系コンサルティング会社を経て、2002年に野村総合研究所に入社。専門領域は人事・人材戦略、コーポレートガバナンス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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