中国共産党支配の原理―巨大組織の未来と不安

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中国共産党支配の原理―巨大組織の未来と不安

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784296118557
  • NDC分類 315.22
  • Cコード C0031

出版社内容情報

「秘密結社」から始まった中国共産党は潜在的に守りの意識や被害者意識が強く、常に内側に不安を抱えている。結党目的の共産主義の実現はすでに失われ、政権党として君臨することが自己目的化している。

米国の「圧力」にさらされていると受けとめる共産党は軍事的統制を強め有事体制に移行しつつある。中国の隅々に張りめぐらされた党組織は硬直化し、自己改革できない「大企業病」に冒されているようだ。膨張の果てに戦前の日本と同じ道を歩むリスクさえ見え隠れするようになった。

外部から見た不可解な行動をとる中国共産党の原理とは何か。共産党の憲法といわれる「党規約」の読み解きを交えながら、有益な中国分析を提供する。「党規約」最新版の全訳も掲載。

内容説明

謎の巨大組織を縦横無尽に読み解く。「秘密結社」から始まった中国共産党は潜在的に守りの意識や被害者意識が強く、常に内側に不安を抱えている。結党目的の共産主義の実現はすでに失われ、政権党として君臨することが自己目的化している。米国の「圧力」にさらされていると受けとめる共産党は、軍事的統制を強め有事体制に移行しつつある。中国の隅々に張りめぐらされた党組織は硬直化し、自己改革できない「大企業病」に冒されているようだ。膨張の果てに戦前の日本と同じ道を歩むリスクさえ見え隠れするようになった。外部から見た不可解な行動をとる中国共産党の原理とは何か。共産党の憲法といわれる「党規約」の読み解きを交えながら、有益な中国分析を提供する。「党規約」最新版の全訳も掲載。

目次

まえがき 「隣人」としたたかに付き合うには
第1章 すべてがヴェールに―秘密結社として生まれた共産党
第2章 軍を握っているか―共産党トップの条件
第3章 民意を問えない巨大集団―共産党の組織力
第4章 つきない地下水脈―共産党と米国
第5章 食と農―共産党のアキレス腱
第6章 終わりの始まり?―共産党の死角

著者等紹介

羽田野主[ハダノツカサ]
日本経済新聞編集局政治部記者。1979年大分市生まれ。2003年に日本経済新聞社に入社、日銀の金融政策や社会保障政策などを取材した。自民党幹事長や外務省を担当し、2017年に中国・清華大学で1年間の語学研修。2019年から4年間、中国総局で習近平指導部が率いる中国の動向を追った。2023年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まーくん

77
「秘密結社」として生まれた中国共産党は14億人を支配する巨大組織になった今でも何かに怯え、不安に駆られているように見えるという。それは選挙による民意によって選ばれいないためではないか?党内部の指導者選出でも「差額選挙」という当選者は予め内定している「なんちゃって選挙」で、まして党員以外には自分の意志を示す場はない。巻末に最新(2020)の共産党規約の全文和訳を掲載、鄧小平が毛沢東への過度の個人崇拝を反省、抜本的改正により「党主席制」復活を封じ込めたが、党規約を修正し復活を目論む動きがあると著者は見る。⇒2023/11/03

Marcel Proust

4
日経新聞記者が中国14億人を支配する中国共産党の実態を取材した一冊だ。中国共産党の創立過程から、大量の餓死者と政治迫害による犠牲者を出した毛沢東時代、現在の習近平体制を描いている。広大な中国において、都市部と農村部の意識の乖離や、指導者が「軍を握っているか」といった視点は参考になる。中国は独裁政治の末路として毛沢東時代の阿鼻叫喚を経験したが、たった40年で習近平の終身独裁体制に先祖返りしてしまった。1930年代の日本との類似も指摘され、台湾侵略への野望も隠さない。「引っ越せない隣人」を理解する重要な一冊だ2024/01/12

えーちゃん

2
共産党幹部が共産主義をかなぐり捨て金儲けに邁進。所得格差が拡大している中、いつの日か国民の不満が爆発すんだろうね。2023/10/16

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