出版社内容情報
世界のトップスター学者が語る
経営学・ビジネス理論の最前線
<解説>早稲田大学大学院、早稲田大学ビジネススクール教授・入山章栄氏
「世界を見渡しても他には恐らくない唯一無二の1冊」
「私はこの本をビジネスパーソンなど多くの方々に、ぜひ手にとってほしいと考えている。それはこの本がそれだけ希有な本であり、今後もこのような本が出る可能性は低いからだ。その最大の理由は、なんといっても、本書に出てくる19人の世界的な経営学者・経済学者の豪華さだ。まさにドリームチーム! よくぞ、これだけのメンバーを集めたものだ。『世界最高峰』という書名に恥じない、現代の必読書である。」(入山章栄氏)
世界トップクラスの研究者が経営論壇で議論している内容を、日本のビジネスパーソンのためにかみ砕き、語りおろした「バーチャル特別講義」。本書<1理論編>では、野中郁次郎、フィリップ・コトラー、マイケル・ポーター各教授ら9名が登場、企業経営の本質に関わるテーマを取り上げ、縦横に語る。『世界最高峰の経営教室』の内容を大幅に増補改訂して文庫化。
内容説明
世界トップクラスの研究者が経営論壇で議論している内容を、日本のビジネスパーソンのためにかみ砕き、語りおろした「バーチャル特別講義」。本書“1理論編”では、野中郁次郎、フィリップ・コトラー、マイケル・ボーダー各教授ら9名が登場、企業経営の本質に関わるテーマを取り上げ、縦横に語る。『世界最高峰の経営教室』の内容を大幅に増補改訂して文庫化。
目次
第1章 経営でいちばん大切なこと(野中郁次郎の「人間的」経営論―すべては人間の創造性から始まる(野中郁次郎―一橋大学名誉教授))
第2章 経営者は何をめざすべきか?(コトラー流新しい資本主義のマーケティング―今必要なマーケティングの考え方(フィリップ・コトラー―米ノースウェスタン大学経営大学院名誉教授)
ポーター教授のCEO論とCSV―CEOはトップアスリートたれ(マイケル・ポーター―米ハーバード大学教授))
第3章 イノベーション理論の最前線(ダイナミック・ケイパビリティ―不確実な時代に変化対応力を高める経営(デビッド・ティース―米カリフォルニア大学バークレー校経営大学院教授)
両利きの経営―イノベーションのジレンマを乗り越える組織行動論(チャールズ・オライリー―米スタンフォード大学経営大学院教授) ほか)
第4章 経営の目的とは何か?(社会的インパクト投資―寄付も植林もESGではない(ジャズジット・シン―仏インシアード経営大学院戦略教授)
ステークホルダー理論―米国企業は本当に株主第一主義を捨てるのか?(ロバート・ポーゼン―米マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院上級講師) ほか)
著者等紹介
広野彩子[ヒロノアヤコ]
日経ビジネス副編集長。慶応義塾大学総合政策学部特別招聘教授。1993年早稲田大学政治経済学部経済学科卒。朝日新聞記者を経て、2001年から日経ビジネス記者。2005年、米プリンストン大学大学院修了。2008年ごろから最先端の経済学や経営学をウォッチ。2013年から日経ビジネス副編集長。2016年から2018年まで日本経済新聞社の英文媒体Nikkei Asian Review(現Nikkei Asia)に出向。2018年に日経ビジネス復帰。2022年4月からRIETIコンサルティングフェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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