出版社内容情報
「こころ」の不思議、不思議な「こころ」……
あなたのモヤモヤ、哲人たちと考えます。
ベストセラー『いま世界の哲学者が考えていること』著者の最新刊。
文庫書き下ろし。
AIも「こころ」を持つのか。
人と人はわかり合えるのか。
なぜ嫉妬するのか。
知能の差は生まれつきか。
善悪は世界共通の感情か。
……プラトンから現代の哲学者まで、
さらには最先端の脳科学の「知」を用いて、
「こころ」の謎を解き明かします。
内容説明
「『こころ』はなぜ厄介なのか」「そもそも『こころ』は存在するのか」「悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか」「脳やDNAで『こころ』がわかるのか」「『こころ』は場所や時代によって異なるのか」「AIは『こころ』を持たない道具なのか」…プラトンから現代の哲学者まで、さらには最先端の脳神経科学の「知」で「こころの不思議」を解き明かします。
目次
第1部 「こころ」の不思議、不思議な「こころ」(そもそも「こころ」は存在するのか;人間だけが「こころ」をもつか;人間に「こころ」はいくつあるか;悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか)
第2部 見えない「こころ」を、みることができるのか(肉体が滅んでも、「こころ」は生き続けるのか;「こころ」は肉体に表われるか;脳やDNAを見れば、「こころ」が分かるか;「こころ」は場所や時代によって異なるか)
第3部 「こころ」はなぜ厄介なのか(「こころ」は感情を中心に回っている;「こころ」はタブラ・ラサ(白紙状態)か
「こころ」は分かり合えるのか:「こころ」は嫉妬と模倣と支配に満ちている?)
著者等紹介
岡本裕一朗[オカモトユウイチロウ]
玉川大学名誉教授。1954年、福岡県生まれ。九州大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻修了。博士(文学)。九州大学助手、玉川大学文学部教授を経て、2019年より現職。西洋の近現代哲学を専門とするほか、哲学とテクノロジーの領域横断的な研究も行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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