諸葛亮〈下〉

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諸葛亮〈下〉

  • 宮城谷 昌光【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784296117512
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ずいぶん『三国志』について書いてきた。だが、そこに登場するひとりを選んで、大きな構想に移植するのは、これが最初であり、最後となろう。そのひとりとは、諸葛亮以外に考えられなかった――(日本経済新聞連載開始にあたっての「作者の言葉」より)

大河小説『三国志』全12巻完結からはや10年。この「作者の言葉」に、宮城谷作品ファンのみならず、日本中の歴史小説愛好家が期待をふくらませているに違いない。

「三国志」にはあまたの個性的な名将、名臣が登場するが、日本で最も名を知られるのが諸葛亮(孔明)であろう。冒頭の「作者の言葉」はこう続いている。

――かれの人気は、おそらく劉備や関羽などをしのいでおり、たぶんどれほど時代がかわっても、最高でありつづけるにちがいない。通俗小説である『三国志演義』が、諸葛亮を万能人間、いわば超人にまつりあげてしまったせいでもあるが、そういう虚の部分ををいでも、多くの人々の憧憬になりうる人物である――

「三顧の礼」「水魚の交わり」「出師表」「泣いて馬謖を斬る」「死せる諸葛、生ける仲達を走らす」といった名言・名句はそのままに、諸葛亮の実像に迫ろうとするこの作品の冒頭はこのように始まる。

――春を迎えて八歳になった。かれは景観から音楽を感じるという感性を備えている――
乱世に生きながら清新さ、誠実さを失わない、今まで見たことのない諸葛亮がここにいる。

内容説明

その信義は宇宙をもふるわせ、誠実さは天地をも感動させる。三顧の礼で迎えられ「天下三分の計」を献策、漢室復興のため帝と国に忠を尽くした名宰相。ただ賢と徳だけが人を服させる―伝説化された“天才軍師”の実像に迫る。

著者等紹介

宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
1945年愛知県生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務などを経て、1991年『天空の舟』で新田次郎文学賞。同年『夏姫春秋』で直木賞。1994年『重耳』で芸術束奨文部大臣賞。2000年、司馬遼太郎賞。2001年『子産』で吉川英治文学賞。2004年、菊池寛賞。2006年、紫綬褒章。2016年『劉邦』で毎日芸術賞。同年、旭日小綬章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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旅するランナー

181
上巻は孔明の成長が中心なので、分かりやすかったけど、下巻になって、蜀国全体の動向がどうのこうの描かれ、やたら登場人物がわんさか出てくる。これは、三國志として仕方がないのでしょう。それでも、玄徳亡き後、孔明が中心となって北や南と戦う段になると、知性と感情の起伏が重層的に描かれ、公明正大で高名な孔明様が改めて好きになります。2024/04/21

Die-Go

58
図書館本。超人的な能力を発揮するわけではなく、ただ人として信義を重んじ、先主への忠義に尽くす諸葛亮孔明の、あるがままの姿を描いた作品だった。★★★★☆2024/03/12

ポチ

48
孔明の生涯を淡々と綴るという感じの作品。三国志演義とは違い、実像に近い孔明かも知れない。2024/01/06

29
南征に関連して、雍闓の先祖が雍歯(劉邦といろいろあった人)、呂凱の先祖が呂不韋らしい、というのは面白い。四百年経っても血統が受け継がれていたのだろうか。北伐はさんざん「たられば」を見てきたので、いまさら言及するつもりもないが、第一次より後の北伐を知ってしまうと、魏延の長安を突く策は宮城谷先生も「魅力を持つ」と感じるようだ。益州一州しかない蜀が魏に勝てるはずがなかったとしても、北伐を繰り返したのは蜀漢としての存在意義を内外に示すためとの説もある。それにしても、兄の諸葛瑾と手紙をやりとりするにも中国は広い2024/04/19

星落秋風五丈原

28
最も淡々とした三国志でした。 有名な【泣いて馬謖を斬る】シーンもあっさり。超人・天才ではないですね。2024/01/10

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