諸葛亮〈上〉

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諸葛亮〈上〉

  • 宮城谷 昌光【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784296117505
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ずいぶん『三国志』について書いてきた。だが、そこに登場するひとりを選んで、大きな構想に移植するのは、これが最初であり、最後となろう。そのひとりとは、諸葛亮以外に考えられなかった――(日本経済新聞連載開始にあたっての「作者の言葉」より)

大河小説『三国志』全12巻完結からはや10年。この「作者の言葉」に、宮城谷作品ファンのみならず、日本中の歴史小説愛好家が期待をふくらませているに違いない。

「三国志」にはあまたの個性的な名将、名臣が登場するが、日本で最も名を知られるのが諸葛亮(孔明)であろう。冒頭の「作者の言葉」はこう続いている。

――かれの人気は、おそらく劉備や関羽などをしのいでおり、たぶんどれほど時代がかわっても、最高でありつづけるにちがいない。通俗小説である『三国志演義』が、諸葛亮を万能人間、いわば超人にまつりあげてしまったせいでもあるが、そういう虚の部分を剥いでも、多くの人々の憧憬になりうる人物である――

「三顧の礼」「水魚の交わり」「出師表」「泣いて馬謖を斬る」「死せる諸葛、生ける仲達を走らす」といった名言・名句はそのままに、諸葛亮の実像に迫ろうとするこの作品の冒頭はこのように始まる。

――春を迎えて八歳になった。かれは景観から音楽を感じるという感性を備えている――
乱世に生きながら清新さ、誠実さを失わない、今まで見たことのない諸葛亮がここにいる。

内容説明

この者は時機がくれば、雲を招き、天に昇る龍となる。彼の澄み切った忠誠心はいかに育まれたのか。知られざる生い立ち、晴耕雨読の青年期…宮城谷版『三国志』完結から十年、ついに待望の作品が紡がれた。

著者等紹介

宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
1945年愛知県生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務などを経て、1991年『天空の舟』で新田次郎文学賞。同年『夏姫春秋』で直木賞。1994年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞。2000年、司馬遼太郎賞。2001年『子産』で吉川英治文学賞。2004年、菊池寛賞。2006年、紫綬褒章。2016年『劉邦』で毎日芸術賞。同年、旭日小綬章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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旅するランナー

179
三國志を読んでいても、孔明っていきなり出てきて、神がかりな戦略で蜀国を引っ張っていくんだけど、こいつ何者感がありました。この作品で、その成長物語を読んで、家柄·師匠·学友·才能·謙虚·義侠心·構想などを知り、スーパーヒーローがどう出来上がったのかを理解できました。三顧の礼を孔明視点で見たときの彼の感情·思考の変化など、とても面白いです。2024/04/21

いこ

92
諸葛亮(諸葛孔明)8歳の頃から、やがて劉備に仕え、劉備入蜀の補佐をするまでを描く。私は歴史に弱くて、この本のあらすじすらまとめられない。話が進むにつれ、誰が味方で誰が敵なのかも曖昧になった。この本のせいでは断じてない。平易な言葉で書かれ、難しい箇所には即座に解説が入る良書である。できれば多くの方に読んでいただきたくて、理解が不足ながらもこのレビューを書いている。どなたかお一人の心にでも届けばよい。そして、私も、これからもこんな歴史書に挑戦したい。それがいつか自分の力になることを、切に願っている。 2024/03/31

Die-Go

48
図書館本。名作『三国志』の著者による三国志での主役の一人、諸葛亮孔明伝。幼い頃から描かれていて、孔明の育ちを追っていくことができるのが良い。世に出る頃には三国時代突入間近でもあり、前半の群雄割拠時代はさらっと。読みやすくて良い。★★★★☆2024/03/02

ポチ

47
孔明の幼き頃を読めたのは新鮮で嬉しい。2024/01/04

27
23年10月。初出は日経新聞連載。宮城谷「三国志」や名臣列伝も読んでいたので、本書は刊行を知っていてもあまり読む気はなかったのだが図書館で上下そろっていたので借りる。上巻は諸葛玄(叔父)が中心。あとがきにあるように、住民の叛乱で殺されたとの異説もあり、どうなるのかと読み進める。諸葛亮が徐州の戦乱を避けて荊州に逃れてきたことは知られているが、戦火の中を命からがら逃げてきたという感じではない。北伐での農耕の基礎は荊州の在野時代にあったのかも。2024/04/07

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