日経プレミアシリーズ<br> 日韓の決断

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日経プレミアシリーズ
日韓の決断

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  • サイズ B40判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784296117451
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C1231

出版社内容情報

《変容する日韓の深層に迫る》

2022年5月に韓国大統領に就任した尹錫悦氏は、文在寅前政権の対日政策を刷新し、「国交樹立以降で最悪の状態」を改善するため大きく舵を切った。2023年3月には、「日本はすでに数十回にわたり、私たちに歴史問題について反省と謝罪を表明している」と明言。過去に縛られる日韓関係を根本的に変える強い決意を示した。日本はどう応えるべきか。『日韓の断層』で両国の亀裂の深みに迫った日経のベテラン記者が、双方の社会で静かに進む変化を捉え、両国の今後を探る。

●経済成長の続いた韓国では、1人当たりGDPが日本を追い抜き、先進国入りを実現した。政権交代を後押しした新しい世代が台頭する一方、歴史・伝統に固執する「民心」が存在感を誇示しており、社会の二面性に特徴がある。本書は、この韓国社会の特性と見え隠れする変化の底流を対日関係と絡めて読み解く。とくに尹政権を誕生させたイデナム(20代男性)・イデニョ(20代女性)の実像、成熟しない政治やメディア、成長する経済と豊かさを実感できない民衆の姿などを取り上げる。

●日韓最大の懸案である徴用工問題では、尹錫悦大統領が大きく踏み込んだ決断を表明した。「反日の政治利用」を韓国大統領自らが言及したことは、日本人を驚かせた。従来の韓国の政権とは大きく異なる尹大統領の決断は、どのような背景のもとで行われたのか、今後はどうなるのか、鋭く分析する。

●企業の海外展開が加速し、ビジネスの面では日本以上に世界を意識している韓国。一方、安全保障の面では中露、北朝鮮に対峙し、緊張の度を増している。2022年11月には、韓国が避けてきた「インド太平洋」戦略を発表して日米と歩調を合わせる姿勢を見せた。中国に対する複雑な国民感情、米国との関係改善、強硬な北朝鮮。日韓が置かれた厳しい状況についても、わかりやすく解説した。

内容説明

日韓両国は、2012年の李明博大統領による島根県・竹島(韓国名・独島)上陸から始まった「失われた10年」を経て、尹錫悦大統領による対日外交の方針転換により、飛躍の好機を迎えた。歴史の宿痾に翻弄されてきた両国の構造変化を読み解き、なお残るもろさに着目しながら、「成熟した国家関係」への道を探る。

目次

第1章 ダイナミック・コリアは本物か(決断と呼応;地殻変動と「ちゃぶ台返し」 ほか)
第2章 イデナムの逆襲(7%が「帝王」を決める;排撃されたネロナムブル ほか)
第3章 四面楚歌を突破する(高まる反中、冊封のくびき外れる;しぼむ「絶対の南北統一論」 ほか)
第4章 「アベ」を失った民心(安倍政治と韓国;重石なき自民の漂流 ほか)
第5章 日韓、成熟への道のり(「日韓逆転」のデータと体感;「嫌いな隣国」にも優れたところ ほか)

著者等紹介

峯岸博[ミネギシヒロシ]
日本経済新聞編集委員兼論説委員。1968年埼玉県新座市生まれ。92年、慶応義塾大学法学部政治学科卒。日本経済新聞社入社。政治部、経済部、ソウル駐在、政治部次長などを経て2015~18年ソウル支局長。18年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

8
▼著者はソウル駐在歴のある日経新聞の論説委員。▼2022年5月に尹錫悦氏が大統領に就任。その対日政策は先代から一転。この理由を分析しつつ、5月以来の日韓の動きを纏めている。政権が革新派から保守派に転じたことだけが、対日関係の変化の理由でないということがわかった。また、韓国国民の対中感情や、台中関係の変化も背景になっているということ、韓国の「国益」についての自覚も変化しており、それらが対日政策の変化に影響を与えているということが理解できた。▼新大統領の政策を論じた最初の本のはず。その点での価値を感じた。 2023/08/16

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