出版社内容情報
中国的経営の原理とは? 日本的経営とどう違うのか?
先進IT企業のケーススタディを通して、中国企業の「型」
を解き明かし、日本企業にとっての教訓をさぐる。
なぜ中国企業は「両利きの経営」を目指すのか?
●政府系・民間、業種、地域の違い、時代を越えて、中国企業に共通する普遍的な「型」とは何か?
●ネットとリアルの融合、デジタル化、国家との関係など経営環境が大きく変化する中で、中国の先進企業はどう経営の軸を変えようとしているのか?
●中国企業のビジネスモデルの変化、中国の先端IT企業の変革の実態を、ファーウェイ、小米、アリババの綿密なケーススタディを通して明らかにする。そして日本企業が進化する中国企業に伍して世界で「戦略的不可欠性」を獲得するための道を示す。
●中国企業に共通する経営の原理を明らかにする注目の書。
内容説明
政府系・民間、業種、地域の違い、時代を越えて、中国企業に共通する普遍的な「型」とは何か?ネットとリアルの融合、デジタル化、国家との関係など経営環境が大きく変化する中で、中国の先進企業はどう経営の軸を変えようとしているのか?中国企業のビジネスモデルの変化、中国の先端IT企業の変革の実態を、ファーウェイ、小米、アリババの綿密なケーススタディを通して明らかにする。そして日本企業が進化する中国企業に伍して世界で「戦略的不可欠性」を獲得するための道を示す。中国企業に共通する経営の原理を明らかにする注目の書。
目次
序章 中国的経営とは?:「権威主義的マネジメント」と「プラットフォーム志向」
第1部 権威主義的マネジメントの「強さ」と「弱さ」(中国的経営1.0:伝統的な中国的経営の特徴;国家と企業イン・デジタル:プラットフォーマー規制から読み解く国家レベルの「権威主義的マネジメント」)
第2部 中国企業の経営変革イン・デジタル:「ネットとリアルの融合」と中国的経営2.0(ファーウェイに見る中国的経営の変革:生き残るための連続的変革;中国製造業の「強さ」と「弱さ」:小米「IoTプラットフォーム」のビジネスモデル;中国プラットフォーマーの戦略転換:アリババ・プラットフォームの進化を支えるマネジメント;中国企業の「両利きの経営」:デジタル化時代に求まられる経営)
第3部 日本企業への提言:戦略的不可欠性を築く(日本的経営イン・デジタル:日本企業はどう強みを発揮できるのか)
著者等紹介
岡野寿彦[オカノトシヒコ]
NTTデータ経営研究所グローバルビジネス推進センターシニアスペシャリスト。1963年生まれ。上智大学法学部卒業後、NTTデータにてSE、法務を経験した後、1995年より中国、インド、東南アジア諸国で現地企業のシステム構築・経営、製造企業のITサポートに携わる。2011年より中国人民銀行直系企業グループとの資本提携による合弁会社経営陣ナンバー2を務める。2016年からNTTデータ経営研究所にて中国ビジネスに関する分析に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。